この調査局長の拘留手続の法廷に、陳水扁が証人として出廷した。その場で、裁判官等からの質問に数十回も「それは妻に聞いてくれ」「おれは知らない」を繰り返したという。
陳水扁は、一方で南部での集会を続けている。

自分は政治犯としてまもなく獄につく。すでに有罪の判決文まで完成しているような不正裁判だ。来週には息子夫婦、その次が自分だ、当分会えないから、みなさんさようなら。自分はノーベル平和賞受賞者マンデラ * のように再び復活して台湾を救う、といったポーズである。少々狂気の境地に入りつつある。

おそらく裁判では、道連れにする多くの同志の名前を次々にあげて、問題の核心を拡散させようとするだろうし、自らの責任は全部息子や妻にかぶせるのではないか。
ついでながら、台湾には調査局長のほかに国家安全局長という方もいらっしゃる。彼の国会での答弁によると、十年ほど前の台湾のSARS騒動は中国の生物化学兵器によるものだったという。さすがの国会議員諸君もその答弁に唖然。毒ミルク問題もあって、パンダの渡台が遅れるのではという予想も出ている。

さらに、ついでながら、昨日、シンデレラが投稿した「自由時報」紙の一面トップ記事は、プロ野球賭博だった。毎年、八百長事件を繰り返しているのが台湾のプロ野球界だが、今度は、選手ばかりか、球団オーナー・監督までかかわっていたというからあきれかえる。オリンピックで中国にも負けるはずである。

今日は10月10日、馬英九就任最初の国慶日で休日。総統府前では、式典とパレードがおこなわれ、「中華民国万歳」の三唱がおこなわれた。(この項続く)
+マンデラ : 28年獄中にあった南アフリカの黒人大統領。

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