通りに立っていたハフェズ・アサド前-大統領の像は、地元のクルド人住民たちによって引き倒された。(シリア北東部カミシュリ市郊外、3月下旬撮影:玉本英子)

 

シリア北東部の人民防衛隊(YPG)軍事支配地域では、各通りにそびえ立っていたアサド大統領の父、ハフェズ・アサド前大統領の像が、地元のクルド人住民たちによって引き倒されていた。シリアのクルド人は人口の一割を占めるが、クルド語の学校教育は認められないなど、クルド民族としての権利を抑圧されてきたため、アサド政権に対する反発の意識が強い。
【シリア東部 ハサカ県カミシュリ市郊外 玉本英子】

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