◆解放後の市街に入る~IS司令部跡には地下壕が

武装組織イスラム国(IS)に制圧されていたイラク北西部シンジャル。クルド合同部隊が北部から攻勢をかけ、町の中心部を解放したのは2015年11月だ。現在は、クルド自治政府のペシュメルガ兵が町を防衛する。だが、すぐ先にはいまもISが布陣し、ときおり砲弾が撃ち込まれる。解放後の町に入ると、空爆と激しい戦闘で、市街地の建物はことごとく破壊されていた。連続写真報告の6回目。(玉本英子)

イラク北西部ヤズディ教徒襲撃の悲劇が起きたシンジャルに入る。町の中心部に陣取っていたISは、クルド部隊との激戦で一部撤退。空爆と砲撃で、すさまじい破壊の痕だった。(2016年3月 アジアプレス)

イラク北西部ヤズディ教徒襲撃の悲劇が起きたシンジャルに入る。町の中心部に陣取っていたISは、クルド部隊との激戦で一部撤退。空爆と砲撃で、すさまじい破壊の痕だった。(2016年3月 アジアプレス)

 

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【IS】シンジャル中心部の大通りを走るIS装甲車。ISはシンジャルを制圧すると、町の拠点化をはかった。(IS映像)

【IS】シンジャル中心部の大通りを走るIS装甲車。ISはシンジャルを制圧すると、町の拠点化をはかった。(IS映像)

シンジャル中心部にあった塔。町のシンボルだった。左は2011年取材。塔の上にクルディスタンの旗がある。シンジャルはクルド自治区から遠く離れているが、クルド語を話すヤズディ住民が多数いることから、町の防衛には自治区から派遣されたペシュメルガが展開していた。写真右はIS制圧後の映像。戦闘員の背後にある塔のてっぺんが黒く塗りつぶされている。(写真左・撮影:玉本英子 写真右・IS映像)

シンジャル中心部にあった塔。町のシンボルだった。左は2011年取材。塔の上にクルディスタンの旗がある。シンジャルはクルド自治区から遠く離れているが、クルド語を話すヤズディ住民が多数いることから、町の防衛には自治区から派遣されたペシュメルガが展開していた。写真右はIS制圧後の映像。戦闘員の背後にある塔のてっぺんが黒く塗りつぶされている。(写真左・撮影:玉本英子 写真右・IS映像)

【IS】シンジャル中心部を行進するIS戦闘員。(IS映像)

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