REALMETER社が3月30日発表の各候補者支持率の結果。上から文在寅、安哲秀、安熙正、李在明、洪準杓、金鎭台。安哲秀氏が先週に比べ4.8%伸ばし17.4%となった。全国16,002名への調査で応答者は1,525名(9.5%)。信頼度95%±2.5%となっている。調査期間は3月27日~29日。

 

◆安氏と並び政党支持率も上昇
昨日の記事でも触れたが、国民の党はこの一週間で急激に支持を伸ばしている。安候補も10か月ぶりに支持率2位に浮上し、党の支持率も合わせて上昇している。

今後は、安哲秀候補がどこまで共に民主党の大統領候補筆頭の文在寅(ムン・ジェイン、64)氏に迫れるか、逆転プランの内容とその可能性に注目が集まることになる。

安候補は30日の投票前演説で「世論調査に現れない民心があふれ出てきている、これはまさに変化と改革を望む切実な民心だ」とし、「派閥覇権主義勢力(文在寅氏のこと)に再び国を任せてはならない、しっかりした正直で、きれいな大統領を選ばなければならない」と支持を訴えた。

同じくREALMETER社が3月30日に発表した政党支持率。左から「共に民主党」「国民の党」「自由韓国党」「正義党」「正しい政党」順。国民の党は先週より1.8%伸ばし、15%を突破した。

 

続けて、「わたくし安哲秀は『既得権両党体制』を打ち壊すために全国を回ってきました。三党体制を作った党、与小野大(少数与党)の構図を作った党はどの党ですか?」と、党のオリジナルカラーであり、安氏の持論である「自強論」を展開した。

さらに「安哲秀の時間がついに始まった」と、巻き返しにかける強い意気込みを示した。

折しもこの日の深夜、ソウル市内で国民の党のテレビ討論会が行われた。その中で逆転プランについても激論が交わされたのだが、討論会の内容は別途特集する。(徐台教 ソ・テギョ)

国民の党予備選のウェブバナー。左は安哲秀氏、右は孫鶴圭氏。中央のテキストは朴柱宣氏のもの。同党フェイスブックから引用。

 

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