(※2003年初出のアーカイブ記事。情報等は当時のまま)

◆ザルミーナの娘たちのもとへ

地方の州では米軍を始めとした国際部隊がタリバン掃討作戦を続けていた。(2002年7月)

カブールでジープを借り、西に延びる幹線道路をひた走る。
穴だらけのがたがた道で車内の天井に何度も頭をぶつけながらおよそ5時間。

ようやくワルダック州にあるザルミーナの長女が嫁いだ村にたどりついた。

パシュトゥン人が暮らすこの村は、戦争があったことを忘れさせるほど静かで、のどかだった。

どの家も外から見えないような高い土塀でかこまれ、まるで要塞のようだ。
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