外務省がHPに掲載した旭日旗の説明文

■「日本が、軍国主義の野望をいっそう露骨にさらけ出している」

先日、日本外務省のホームページに「旭日旗」が「日本政府の伝統的象徴」という説明文が日本語と英語で掲載された。

この旗の図案が自国で長い間、広く使われてきたし、国際社会で幅広く受容されているなどの、荒唐無稽な主張で一貫した説明文は日本の腹黒い下心その通りである。

国際的に「旭日旗」掲揚問題が深刻な反発を買っている時に、公然と戦犯旗を擁護しているのだから、日本こそ、破廉恥極まりない国である。

軍国主義の象徴、侵略の象徴として万人に指弾されている戦犯旗を至る所ではためかせたあげく、世界に対して「伝統的象徴」に押し立てているのは、遂げられなかった「大東亜共栄圏」の昔の夢を必ず実現しようとする島国一族の領土膨張野望の集中的なあらわれである。

絶え間なく続く日本の「旭日旗」挑発行為は、血塗られた戦犯旗に対する国際社会の反感を静め、過去の侵略行為を正当化しようとする不純な企図以外の何物でもない。

安倍一味がいくら血塗られた旗を粉飾しようとしても、侵略と略奪、殺りくで塗られた戦犯旗としての本質をいかに覆い隠すことができるだろうか。

「旭日旗」は、20世紀の太平洋戦争で旧日本軍が使用した軍旗である。

「日の丸」と共に「旭日旗」と言えば、誰もが戦争のヒステリーに狂ってのさばっていた日本軍国主義を思い浮かべ、野獣のような日帝が働いた前代未聞の人間大虐殺蛮行に歯ぎしりしている。

罪悪に満ちた旗は当然、侵略国家の敗北と共に歴史のごみ箱に埋葬されるべきであった。

にもかかわらず、日本の反動層は海上「自衛隊」の発足と共に、それをまたもや軍艦旗に使用して自分らの犯罪的正体を露骨にさらけ出した。

こんにち、罪悪の象徴を揚げた海上「自衛隊」の艦船と陸上「自衛隊」の部隊が世界の各地を奔走して戦争演習に狂奔しており、列島内の右翼ごろの会合の場はもちろん、国際競技場にまで戦犯旗を公然と振っている。

日本の反動層は昨年10月、済州の沖合に自国の軍艦が「旭日旗」を揚げて入ろうとすることに反対する南朝鮮各界の抗議に対して非常識的だの、礼儀のない行動だの、何のというたわごとを言いふらし、今になっては全世界に対して戦犯旗を公然と庇護、粉飾する域にまで至った。

これは、過去の侵略犯罪に対する一抹の反省はおろか、またもや海外侵略に乗り出すという公然たる宣布であり、朝鮮民族と国際社会に対する我慢できない冒とく、愚弄である。

戦犯旗を容認することはすなわち、日本の海外侵略を容認することになる。

日帝の敗北後、長い歳月が流れたが「旭日旗」に対する国際社会の排撃、朝鮮とアジア諸国人民の憎悪の念は静まるのではなく、むしろより激しくなっている。

日本は、またもや戦犯旗を揚げて世界制覇の道に踏み出すなら、与えられるのはより悲惨な終えんだけであることを銘記すべきである。(了)

★新着記事