イラク・クルドの両派がPKK対策に本腰を入れないのには大きな理由がある。それは、トルコがキルクーク帰属問題に介入することを阻止したいからだ。2003年7月にはクルド地域に潜入していた…
「明日にもイラクのPKKキャンプに越境軍事攻撃」といったような話が連日、トルコから流れてくる。トルコ軍当局者が、テヘランでイラク・イラン国境付近のPKK拠点空爆についてイランの了解をえたとも伝えられる。だが…
イラク戦争後、イラク・クルド地域は、あたかもクルディスタン独立国家が成立したかのような状況となっている。それに伴い、クルド地域の存在が、周辺のクルドの政治の動きに大きな変化もたらしている…
今月上旬の半月だけでトルコ兵15人死亡。南東部各地のPKK(クルディスタン労働者党)との衝突での犠牲者だ。トルコ軍はPKK壊滅に向け、強硬な姿勢を崩さない…
フセイン政権下、ゲリラ組織として山岳地帯を拠点にイラク軍と戦ってきたペシュメルガ。「死に直面する者」を意味し、クルドの戦士は勇猛果敢で名を馳せた。90年代…
当初、イラク人による武装勢力の多くが、反占領抵抗闘争の性格をもっていたのに対し、ザルカィ組織は、この戦争を「世界的なイスラム聖戦のひとつ」としてきた。宗教的大義をもって歴史の流れのなかに自分を位置づければ…
アブ・ムサブ・ザルカウィは、米軍戦闘機から投下された精密誘導爆弾によって、39才の生涯を閉じた。ザルカウィの追跡には、ヨルダン政府情報部が協力したといわれている。だが、決定的な情報は…
「6月7日、イラクの聖戦アル・カイダ機構の首謀者アブ・ムサブ・ザルカウィを殺害した」と米軍は発表した。潜伏先とされるバクーバ近郊の民家に向け、戦闘機から精密爆弾でピンポイント攻撃する「作戦時のビデオ映像」が会見の席で…
ザルカウィ映像や写真を見ていて気づいた人もいるかもしれない。彼は右手に腕時計をしている。イスラム圏で取材をする際、男性の右手をさりげなくチェックするようにしている。右腕時計の人は、信心深い人が少なくないからだ。なので…
イスタンブールに小さなクルド語出版社がある。タクシム広場ちかくの雑居ビルの小さなオフィス。壁一面にクルド語書籍が並ぶ。編集者のメティン(仮名)は、これまで多くの出版物を手がけてきた…
選挙結果が出ないうちに、政治家たちの動きが活発になってきた。その舞台はアルビル。...