かつて、"マオイストの首都"と呼ばれていたロルパ郡のタバン村に行ってきた。
今回の目的は、6月15日から始まったマガールの人たちのブーメ祭を見て、10年間のマオイストの紛争がこの祭りに及ぼした影響と祭りの変化を取材することだった。1週間、タバン村に滞在し...
次期首相をめぐって、主要3政党の各党内で対立が表面化してきている。まず、マオイスト党内ではバブラム・バッタライ副党首を次期首相にさせる動きが、バッタライの支持者のあいだで出ている。しかし、プラチャンダは....
どうも、ばたばたしていて、なかなか更新する時間がとれないでいる。政治のほうもまったく進んでいない。今日の英字紙The Kathmandu Postの社説「Hell no, I won't go」に、非常に的確に今の状況が記されているので、ぜひ...
総選挙で大勝した日本の首相はいとも容易に?辞任をしたが、二つの選挙区で落選したこちらの首相はなかなか辞任をする気配がない。この国の首相は、「次の国民政府を誰が率いるか決まったら辞める」などと...
29日の「共和制記念日」に、大統領の名前で約260人のネパール国民に勲章が授与された。こうした慣習が、パンチャーヤト時代に国王が王室の"お気に入り"に勲章を与えた慣習に酷似していること。そして、今回の授与者の人選が不透明で公正ではないことから、四方から批判を受けている。
極秘合意があった?(2010/5/31)
予測はしていたことだが、ネパール首相がいつ辞任するかで、マオイストとネパール会議派・統一共産党のあいだで全く異なる解釈がされている。一昨日夜、KPオリはマオイスト側に「ネパール首相を5日以内に辞任させる」と約したと報じられており...
制憲議会はあと26時間の命(2010/5/28)
制憲議会の任期が延長される可能性は、ほぼなくなった。マオイストは今日午後に開かれた常備委員会議で、現政権が継続するかぎり、制憲議会の任期延長には応じないという方針を決定...
合意成立の可能性(2010/5/25)
今日の日刊紙各紙を読むと、「マオイストが柔軟になった」と昨日の中央委員会議の結論を報じている。「国民的合意を」という条件つきではあるが....
プラチャンダのジレンマ(2010/5/20)
心理的圧力がかかると、なぜかリゾートホテルに籠もる癖のあるプラチャンダが、今朝からドゥリケルにあるホテルに籠もっている。マオイストは明後日21日から...
マオイストが、29日に人民憲法を宣言(2010/5/17)
主要3政党の方針がほぼ固まってきた。マオイストは今日開かれた政治局会議で、5月28日までに首相が辞任をせずに、多数決の政治から合意の政治に方向を転換しなかった場合、5月29日の共和制記念日に、"人民憲法"を宣言することを決めた。
謝罪をしたプラチャンダ(2010/5/13)
今日午後2時から、ホテルYak&Yetiでマオイストと市民・知識人との交流プログラムがあった。15分遅れて着いたところ、同ホテル最大のホールはすでに人であふれており、かろうじて後ろのほうの席を譲ってもらって座ることができた...
マオイストはなぜ怒ったのか(2010/5/10)
午前中、ある会合に出るために、シンガダルバールの周辺を歩いていった。今日はマオイストが主要省庁があるシンガダルバールを包囲するプログラムがあったため、タパタリからバネスワル方面は車の通行がストップされていた。私は...
どうする、マオイスト?(2010/5/5)
ゼネスト4日目。ネパールの人たちは2006年4月に19日間のゼネストを経験している。当時と比べると「まだ4日目」ということになるが、街頭にいる人たちにはすでに疲労が見える。私が見ていても....
辞任か衝突か(2010/4/26)
今の政治的混乱はどういう形で収拾するのだろうか。それとも、収拾せずに、まっすぐメーデーの衝突に向かうのだろうか。これまで、今回のような危機は何度もあったが、大きな衝突は直前で何とか回避されてきた。
5月1日に向けて(2010/4/23)
このまま両者が歩み寄りを試みないと、事態は"衝突"に向かうことになる。マオイストが各地で「自己防衛のため」と称して、棒やククリを使った訓練をしていることを重くみた政府は、こうした活動が包括的和平協定に反するものだとして....
モラルを失ったUML(2010/4/19)
最近のニュースを見ていると、統一共産党(UML)がいかに腐敗した政党であるかを示すものが目に付く。昨日発売された週刊誌Nepalには、ネパール首相が現政権への支持を勝ち取る目的で、議員を"買おうとした"試みに関する記事が掲載されていた。
今日は新年でした(2010/4/15)
今日はネパールの新年だった。ビクラム暦2067年のはじまりである。私は普段から、西暦ではなくネパール暦("タリク"ではなく、"ガテ"のほう)が頭の大半を占めている。つまり、今日は「4月14日」であることよりも、「バイサク・エク・ガテ(バイサク月1日)」であることが頭に浮かぶ。
またしても、UMLのこと(2010/4/8)
統一共産党のジャラナス・カナル党首は、良い言葉で言えば、慎重な、悪い言葉で言えば、何とも臆病な政治家だなと思う。マオイスト政権が倒れたあとに、党の中央委員会で、制憲議会選挙のときに2つの選挙区で落選したマダヴ・クマール・ネパールを首相に推薦したのはカナル党首である。マオイストを野党にしたネパール首相の政権が失敗することは、最初から明白であったが....
今日は、ネパール会議派のギリジャ・プラサド・コイララ党首が亡くなってから13日目。各紙がギリジャ・バブの追悼特集記事を掲載している。なかでも興味深いのは、日刊紙Nagarikに掲載されているチャクラ・バストラのインタビュー記事である。
5月28日まで、残すところ2ヶ月となった。制憲議会は議論することがないために休会中。憲法委員会に憲法条項案を提出したのは2つだけ。どう考えても、期限内に憲法を制定することは不可能である。