ネパール
1月14日、中国の温家宝首相がネパールを公式訪問した。中国の首相が隣国ネパールを訪れたのは、2001年以来11年ぶりのことである。 温首相はマオイストのバッタライ首相の招待で、昨年12月20日にネパールを3日間公式訪問することになっていた。しかし、直前になって中国側が訪問を延期した。
2012年1月16日 19:49
11月29日、ネパール議会は制憲議会の任期を6か月間延長するための暫定憲法改正動議を可決した。制憲議会の任期が延長されるのは、これで4度目である。
2011年11月30日 10:31
11月1日、ネパールの主要3政党は、和平プロセスを完結させるための"7項目の合意"に調印した。これにより、2006年4月に"マオイスト"ことネパール共産党毛沢東主義派が10年間におよぶ反政府武装闘争を終えてから、5年間続いていた和平プロセスと新憲法制定の作業が完了する見通しが見えてきた...
2011年11月 3日 11:11
10月19日、ネパールのバブラム・バッタライ首相は、サラタ・シン・バンダリ国防大臣とプラブ・サハ土地改良管理大臣の2人を解任したことを議会に報告した。
2011年10月20日 10:56
9月6日、ネパールの首都カトマンズから香港に向かっていたネパール航空の飛行機ボーイング575のコックピットの中でネズミが見つかったために...
2011年9月 8日 10:49
8月29日、ネパール議会は制憲議会の任期を3か月間延長することを決めた。これにより8月31日に任期が切れることになっていた制憲議会は...
2011年9月 1日 14:08
8月28日にネパール議会で開かれた首相選挙で、最大政党の"マオイスト"こと、統一ネパール共産党毛沢東主義派のバブラム・バッタライ副議長(57歳)が過半数の支持を得て新首相に選ばれた...
2011年8月29日 11:44
7月25日、マオイストこと統一ネパール共産党毛沢東主義派の中央委員会議は、プスパ・カマル・ダハル議長の権限を大幅に削減することを決めて終わった...
2011年7月26日 16:59
女性ゲリラの取材をするために再びタバン村を訪れた私は、タバン村の最初のシャヒダ(殉教者)となった女性ラリ・ロカの長兄である"ゴレ"に会った。ゴレから話を聞くうちに、彼が女性だけからなる最初のミリシア部隊を作った張本人であり、チャハナはそのメンバーの1人であることを知ったのである。
2011年6月26日 12:29
......このとき私がロルパを訪ねた目的は、人民解放軍の副指揮官である"パサン"にインタビューをすることだった。ロルパに着いてすぐに会ったマオイストのリーダーは、タバン村に行って待つよう指示をだした......
2011年6月16日 10:26
タバン村は人民戦争が始まる前から、マオイストの党員が潜伏して党活動をする中心となっていた。ヨジャナら村の女性たちはそうした党員を匿ったり、食事を与えて助けていた。そうした活動に加担していることがわかり、警察に逮捕され殺されるのを恐れて、ヨジャナらは自宅を離れて地下に潜行したのである。
2011年6月 8日 10:42
もうご存知だと思うが、制憲議会の任期は3ヶ月間延長された。28日は終日さまざまな政党間の会合が開かれたが結論が出ず、28日夜12時に任期が切れる45分前に、見切り発車で議会を開始した。この日は...
2011年6月 1日 16:39
5月29日、ネパール議会は、新憲法を制定するための制憲議会(601議席)の任期を3カ月間延長することを圧倒的多数で可決した。 1996年に始まった反政府武装勢力マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)...
2011年5月30日 11:53
タバンに来て5日目の夕方、タバン村の人民政府の長を務めるプラタプに連れられて3人の村人が部屋にやってきた。いずれも政府側に殺害された村人の家族たちだった。3人のなかで唯一の男性である"ゴレ"は、背の低い物静かなマガールの中年男性である......
2011年5月30日 11:03
制憲議会の任期切れまで丸2日だけを残して、主要3党はまだ合意に達することができずにいる。 ネパール会議派は、任期延長の条件として、5月28日までにマオイスト軍のcantonmentにあるすべての武器を政府に引き渡すこと、合意の政府樹立のためにカナル首相が辞任することなど10の要求を出しているが、ここにきて交渉の焦点はマオイストの武装解除に絞られてきた。
2011年5月27日 14:43
タバン村を"コミュニストの村"として全国に知らしめた出来事が起こったのは1981年のことだった。その2年前の1979年、パンチャーヤト制度に反対する大規模な学生運動が起こった。当時の国王ビレンドラはパンチャーヤト制度を継続するか、複数政党制度を復活させるかについて国民投票を行うことを宣言した。
2011年5月23日 09:12
タバン村に来て4日目。相変わらず熱は下がらず、共同トイレに行く以外は部屋で寝てすごした。正午を過ぎると、冷たい風が吹きだした。タバン村の北にある標高3000メートルを超えるジャルジャラ山から吹き降りてくる風である。雹(ひょう)も混じっている。マオイストが訪ねてくることもなく、1人で堅いベッドに横になっていると、さまざまな思いが心をよぎった。
2011年5月16日 10:34
今朝のカトマンズは曇り空、雷鳴がごろごろと聞こえている。今年のバイサーク月は例年よりも雨が多いようだ。この時期に雨が降ると、田植えの時期に雨が降らないという声を複数の人から聞いた。計画停電は1日14時間から、ここ1、2週間で1日10時間に減った。今年も「ブーミャ祭」が近づいているが、ロルパに 行こうかどうか、まだ迷っている。
2011年5月10日 18:58
どうにかタバン村にたどり着いたものの、無理がたたって、私は高熱におそわれた。着いた日の夜から、マオイストがアレンジしてくれた民家の部屋のベッドから起き上がることができなくなってしまった。100メートルほど離れた共同トイレに行くのさえ容易でなく、解熱剤を飲んで、板張りのむき出しのベッドに寝袋を敷いただけの寝床にただ横になっていた。
2011年5月10日 11:20
タバン村最大の集落トゥーロガウン(大きな村)である。坂を上りきって水色のゲートをくぐると、すぐに目に入った光景は、これまでどこの村でも見たことのない特異なものだった......
2011年5月 3日 10:48
明日から始まる予定だった中央委員会議で、KPオリとMKネパールの一派は、カナル首相に辞任を迫ることを決めていたが、昨日、カナル首相は突然中央委員会議の延期を決めた。
2011年4月27日 10:17
3月8日、午前7時すぎにルクムコット村を出て、タバン川沿いに南に向かった。川幅が広いベリ川やサノベリ川沿いのなだらかな道と違って、急流のタバン川をかなり下に見下ろしながら崖道を歩く。ルクムコット村を出てしばらくすると......
2011年4月25日 10:57
名前も知らない小さなバザールでバスを降りると、「ここはもうマオイストの本拠地だから」と、同行したマオイストと自由に話すことが許された。ここから、さらにローカル・バスに乗りついだ。「これが道路か」と思うようなでこぼこの未舗装道を、身体がばらばらになるのではないかと思うほど......
2011年4月18日 10:20
私が初めてタバン村を訪れたのは2003年3月8日のことである。当時、"マオイストの首都"として知られていたタバン行きを勧めてくれたのは、タバン村があるロルパ郡出身のマオイスト・リーダー、クリシュナ・バハドゥル・マハラだった...
2011年4月11日 07:00
カトマンズのこの季節は長時間停電と渇水で、不便さが増す時期である。一昨年までは水に困ったことがなかったわが家も、昨年の夏から水があまり来なくなった。 それでも、親切な隣家から余った水を分けてもらったり...
2011年4月 4日 19:20
さて、またネパールの政治のことなどを、ぼちぼちと書き綴っていきたいと思う。ブログの更新がとどこおるようになって、ずいぶん時間がたったように思うが、この間、ネパール政治から離れていたわけではなく、以前と...
2011年3月29日 13:01
ネパールでは約7ヵ月間におよぶ政治的空白のあと、2月3日議会で新しい首相を選出した。その後すでに3週間以上たっているが、いまだ組閣が完了せず、政界はさらなる膠着状態を生みだしている...
2011年3月 1日 16:17
襲撃はロルパの戦闘隊がホレリ警察詰め所の襲撃を始めた時よりも、少し遅い時刻に始まった。もっとも、ホレリとは異なり"交戦"にはならなかった。警察詰め所の責任者の警官がライフルをもって郡庁所在地に行っており、残された警官たちは銃を持っていなかったのである。"丸腰"の警察官を前に、マオイストも銃を発砲することはなかった...
2011年2月28日 11:37
UMLのジャラナス・カナル議長が首相に就任して半月以上たったが、いまだに組閣が完了していない。原因は、UML内部の対立である。
2011年2月22日 17:12
自分の村にいたクランティにラシュミから「ピパル村に行き、党本部と接触せよ」という知らせが入ったのは1996年2月第1週のことだった。連絡を受けてから5日後にはクランティはピパルに行っていた。そこには、ルクムだけでなく、隣のジャジャルコット郡や遠いドルパ郡からの数人を含む15人ほどが集まっていた...
2011年2月21日 11:30
メディアとジャーナリズム
Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマーク Buzzurlに登録する Google Bookmarksに登録する ニフティクリップに登録する newsingに登録する
[PR]
小倉 清子
関連書籍
ogura02.jpg
ネパール王制解体
- 国王と民衆の確執が生んだマオイスト


 著者:小倉清子 
 出版:日本放送出版協会 
 定価:1218円(税込)
 <2007年1月刊>

 13年にわたる現地取材により明かされるマオイストの真実の姿。政府軍の空爆下、マオイストの拠点であるタバン村に赴くなど、命がけの取材を敢行し、党首プラチャンダはじめ、幹部、コマンダーへの徹底した聞き取りを実行。
 また90年代の民主化運動から継続的にネパールを見続けてきた経験をもとに、王政崩壊の新局面を迎え、激動するネパールの現在を鮮烈に描く。

■そのほかの書籍