リムジンガンのご案内

ico_new.gif北朝鮮―またも始まった市場の「抑制」 解説3 リムジンガン
07年「市場抑制」はいったい何を意味するのか 3
五〇年代末〜六〇年代 農民市場の凋落と国営商業の確立
朝鮮では一九五八年、農村個人農と都市商工人の協同組合化が完成し、一九六二年には今と同じ里(リ)単位の協同農場化が完了した…

ico_new.gif北朝鮮―水害被害を取材する 6 リムジンガン
《解説》なぜ北朝鮮だけで水害被害が起こるのか 石丸次郎
洪水の原因は無分別な木の伐採
朝中国境地帯に行って豆満江、鴨緑江越しに北朝鮮を見た人は、一様に「ここまで山に木がないのか」と驚きの声を…

ico_new.gif北朝鮮―07 年盧武鉉大統領の訪北を私はこう思った 5 リムジンガン
咸鏡道「将軍様はすごく年をとった……」2
なんの心配もなく農業で食べられたら
※以下は同じく二〇〇七年一一月に別の場所で農民女性リさんを取材したときのものである…

ico_new.gif06年ミサイル発射と核実験 その時北朝鮮国内は リムジンガン
認めてほしくて撃った「特殊な核」
核実験が報道がされた翌月の一一月、記者シン・ドソク(申導石)は、韓国のKBSラジオ放送を密かによく聞いているという、三〇代半ばの金物商人の友人に会い…

ico_new.gif北朝鮮―「私は政治犯収容所に10年いた」 リムジンガン
北倉(プクチャン)18号管理所出所者の証言 6
「18号管理所」での生活(承前)
●封建的な住民行政制度
「管理所」の中では、結婚も自由にできない。 「解除民」の私には、愛する女性がいた。彼女は「移住民」であった。 私たちの結婚には、制度的障害が立ちふさがっていた…

北朝鮮―またも始まった市場の「抑制」 解説2 リムジンガン
07年「市場抑制」はいったい何を意味するのか 2
二〇〇七年一〇月労働党中央委員会指示文の抜粋・・・

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‘野中の眼‘ ジャーナリストは過ちを繰り返すな (野中章弘)

ジャーナリストは過ちを繰り返すな〜盧溝橋事件から70年(野中章弘)

【日本軍の南京入城を伝える東京朝日新聞(1937年12月10日)】
先日、中国の若い新聞記者たちを連れて靖国神社へ行き、遊就館(戦争博物館)を訪れた。彼らは日本の侵略戦争を美化する靖国史観に触れ、時折「う〜ん」と苦い表情で首をひねっていたが、「南京事件」のコーナーへ来たとき、ある女性記者が「これじゃ、まるでイラク戦争と同じじゃないですか」と思わず声を荒げた。

彼女の指差した展示物を見ると昭和12年(1937)12月20日付けの東京朝日新聞である。それは「平和甦る南京〜皇軍を迎へて歓喜沸く」という見出しの記事で、盧溝橋事件の後、国民党政府の首都だった南京へ日本軍が攻め入ったときの写真ルポだった。

内容は日本軍の占領によって南京には平和が甦り、国民党に苦しめられていた市民たちは日本軍を歓迎したというものである。実際はこのとき、10万人とも30万人ともいわれる中国の人々への虐殺が行われ、市内は凄惨な様相を呈していたにもかかわらず、従軍記者たちはまったく逆の記事を書いていたのである。まさに歴史の捏造というべき行為だ。

【米軍のバグダッド入城を伝える読売新聞(2003年4月10日)】

中国人記者に指摘されるまでもなく、日本のマスメディアはイラク戦争報道で同じ過ちを犯した。例えば米軍によるバグダッド陥落(03年4月9日)を新聞はどう伝えたのか。翌日の読売新聞は、一面トップで「首都住民は米軍を「解放者」として歓迎」と書き、社会面では「「解放だ」市民歓喜」という大見出しを掲げた。

一方、バグダッドで取材中の綿井健陽(アジアプレス)は、現地からのテレビ中継で「(米軍を)歓迎している人はごくわずかです。これは悲しい勝利です」と正反対のコメントを出している。なぜ食い違ったのか。

理由は簡単である。日本の新聞、テレビの特派員たちは、イラク戦争の始まる前に全員バグダッドから撤退しており、誰も「バグダッド陥落」を目撃していなかったからである。どの新聞の記事も、戦争を仕掛けた米英などの通信社電やテレビを見て「作文」されていた。現場に居合わせない記者たちが「群衆は解放の喜びに浸った」などと「見てきたようなウソ」を書いたのである。これでは大本営発表を垂れ流したかつての新聞と同じではないか。

前出の東京朝日新聞を調べてみると、別の紙面では「南京は微笑〜兵隊さんは子供と遊ぶ」という見出しの写真ルポもあった。掲載されているのは、日本軍兵士と子供たちが「仲良く」遊んでいる四枚の写真だ。これはイラクへ派遣された自衛隊の宣伝とそっくりだな、と思った。自衛隊の広報は隊員に向かって手を振る子供たちを撮り、「自衛隊はイラクの人々から歓迎されている」というイメージを作り出してきたからだ。

しかし、現地へ行けばすぐにわかることだが、やんちゃなイラクの子供たちは、カメラを向けると誰でもそばに寄ってきて、笑顔を見せる。別に自衛隊員だからというわけではない。こんな単純なプロパガンダが通用するのも、記者たちが現地取材を怠ってきたからである。

日中全面戦争から70年。軍事優先へ傾斜する状況は当時と酷似して、きわめて危い。今度こそ、ジャーナリストは過ちを繰り返してはならない。


yoshida_side.gif yoshida_side.gif yanagimoto_APN__banner005.gif ogura_side.gif ooba_APN_banner004.gif sakamoto_side.jpg tamamoto_side.gif sakamoto_side.jpg 戦争の現場から リムジンガン

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