秋はアジア映画で
![]() 【「砂塵を超えて」主役のフセイン・ハッサン。ドホークにて2006年1月撮影】 |
チャンネルアジアの旦匡子さんとひさしぶりに昼食を楽しんだ。
話題は近況報告やアジア映画についてなど。といっても私は映画について特に知識もない。いつも最新情報を教えてもらっている。
彼女がお勧めの映画は、ジャ・ジャンクー監督の長江哀歌(ちょうこうエレジー)。中国、三峡ダム建設によって、伝統や文化、記憶や時間も水没していく運命にある古都・奉節(フォンジェ)を舞台に綴られる男女の物語という。
昨年ベネチア国際映画祭で金獅子賞グランプリを獲った作品でもある。大阪では10月6日から公開。もちろん見に行きます。
http://bitte942.rsjp.net/choukou/
長江といえば、中国人の友人、馮艶さんが以前「長江の夢」というドキュメンタリー映画を製作していた。
彼女が以前京都に住んでいた時、とても仲が良かったのだが、5,6年前に中国へ戻ってからは、あまり連絡も取り合っていなかった。中国で馮さんは、再び撮影に入っていた。
今回、10月に開催される山形ドキュメンタリー映画祭で、彼女は「稟愛(ビンアイ)」という新作を上映する。三峡ダム建設計画のため、移住を余儀なくされる村の人々を数年かけて丹念に取材した作品だ。(山形へ行かれる方がおられましたら、ぜひご覧になってください)
http://www.yidff.jp/2007/program/07p2.html#t1
最後は、現在行われているアジアフォーカス福岡国際映画祭。そこで上映された「砂塵を超えて」(監督:シャウキャット アミン. コルキ)はイラクのクルド人による作品だ。
http://focus-on-asia.com/j/work/index.html
主役のフセイン・ハッサンは私の知りあいだった。この映画では主役を演じているが地元、クルド自治区では、映画監督としても知られている。「スマートな青年」という見た目とは違い、生きるエネルギーに満ち溢れている人だった。なんて世界は狭いのだろう。イラク北部ドホークにあるちいさな事務所で、映画づくりに励んできた彼らの活躍ぶり、うれしくてうれしくてたまらない。
「砂塵を超えて」は、10月末東京国際映画祭でも上映されます。
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=101
中国、イラクだけではなく、多くのアジア映画がこの秋各地で上映される予定だ。
チェックしていきたい。




