“クー”の噂は現実的か?
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朝から日も差さず、寒い日だ。
午前中、外出したところ、車の数がかなり少なかった。
昨日の石油製品値上げに抗議して、カトマンズ市内のあちこちで学生が道路封鎖をしたらしい。
ネパール政府はインド政府に対して不足している電気の供給を要請していたが、こちらも必要な電力量の半分以下しか供給できないとインド政府に言われ、来月からの「一日11時間停電」が現実に迫ってきた。
今朝のKantipur FMのニュースによると、東ネパールのコタン郡で、何者かが警察詰め所3ヶ所を同時襲撃したそうだ。
負傷者は報告されていないので、かつてマオイストが行った襲撃よりは規模が小さいものである可能性が高いが、襲撃したグループは警官に対して「制憲議会選挙を妨害するのに武器が必要であるために襲撃をした」と話したという。
犯行グループが何なのか伝えられていないが、コタンが山岳地帯であることから、マデシのグループとは考えられない。
一方、ラウタハト郡ラジビラジでは、今日、農業開発銀行の役人が射殺されて現金が奪われたそうだ。
ほぼ毎日のように、こうした事件が伝えられている。
こんな治安状況では、「4月選挙」がまったく現実のものとして見えてこない。
そんななか、「選挙ができなかった」場合のシナリオに関して予測をする記事が、さまざまな活字メディアに掲載されている。
左翼系月刊誌「Myulyangkan」では、軍事専門家インドラ・ジト・ライのインタビューが面白い。
ライによると、ネパール軍のカトゥワル参謀長は5歳のころから王宮内で育っており、まもなく、このカトゥワル参謀長を通じて、ギャネンドラ国王や王制支持派が最後の試みのために頭をもたげるだろうと予測している。
「デモクラティック・クーデター」とか、「バングラデシュ型の軍事政権」とか、いろいろな言葉が使われているが、共通しているのは、ネパール軍が前面に出てくるということ。
そして、7政党内の一部勢力を表の顔に、インド政府にも支えられた新勢力が出てくるということだ。こんな予測は当たらないよう、心の底から祈りたい。


【番組】 2008/04/20 「光市母子殺害事件〜もうひとつの視点」 報道の魂 (TBS系列)関東地方のみ