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季刊誌 北朝鮮内部からの通信〜リムジンガン 第2号・夏号
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ico_new.gif北朝鮮―「表現の自由、言論の解放が必要です」[若者の声] リムジンガン
23歳青年が考える祖国の発展の条件 2
中国のような改革を
リム 中国と聞いて思い浮かぶものは?
キム 中国は朝鮮と同じ社会主義国だが、特色ある社会主義国ということになっている。しかし、看板は社会主義国でも…

ico_new.gif北朝鮮経済官僚極秘インタビュー リムジンガン
我が国の経済動向 13
「人は飢えとは妥協できない」
ケ・ミョンビン:さて、その食糧専売制の結果はどうだったのか? それは食糧供給体制を、決して以前の「配給制」に戻そうとするものではなかった…

ico_new.gif北朝鮮―映像取材ルポ 平安北道朔州(サクジュ)郡を行く 2 リムジンガン
[解説]辺境の軍需産業都市は寂獏としていた(承前)
実際に訪れて見てみると、金正日の論文で強調されていた、こぢんまりして上品な地方産業は影が薄く第二経済委員会傘下にあり、大口径の曲射砲を生産する…

ico_new.gif偽ドル[北朝鮮のことば] リムジンガン
平壌市の黄金原(ファングムボル)駅とキョンフン通り周辺の外貨商店(外貨でのみ販売する店)も、すっかり夜の闇に包まれた。いつしか人影も途絶え、もう両替をしに来る客もいそうにない…

ico_new.gif北朝鮮―「私は政治犯収容所に10年いた」 リムジンガン
北倉(プクチャン)18号管理所出所者の証言 12
「第18号管理所」事件
 ●事件の発端「申訴事件」(承前)
申訴者を放っておいたら自分たちが危ないということをよく知っているXの一派は、検閲員がテープを手に入れて平壌へと戻るやいなや…

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柳本通彦の台湾海峡天氣晴朗なれど No41

「ある原住民作家の死」

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【ホスルマン=ヴァヴァとその妻。2003年】

昨年末12月29日に一人の台湾原住民作家が心筋梗塞で急死した。ホスルマン=ヴァヴァというブヌンの男性で、まだ49歳だった。

数年前に台湾南部屏東市の自宅に取材したことがある。学校の教師らしい落ち着いた穏やかな人柄で、執筆作品も、自らの民族へのオマージュともいえる幻想的な奥行きの深いものだった。

奥さんは同民族ではなく、同じ山岳民族のパイワンの人だった。娘が二人いて、一人はブヌンの子として、一人はパイワンの子として、育てているとうかがった。

原住民作家は、たいてい自らの所属する民族の文化や言語に深いこだわりをもっているものだが、そうした知識人の多くが、他民族と結婚しているという矛盾を抱えている。

ホスルマン=ヴァヴァもそうした典型的な文化運動のリーダーとして、多くの若者に慕われていた。

彼の作品を翻訳した知人は11月に電話で元気な声を聞いたばかりだという。ほんとうに思いがけない、早すぎる死だった。

私は多くの日本語世代の原住民をここ台湾で見送ったが、その次の世代の死に遭遇することもいまや少なくない。彼らは戦後台湾のもっとも過酷な時代を生き抜いてきた生き証人たちで、平均年齢も決して高くないのである。

一月二十七日に地元では追悼式が開かれるという。

参考:草風館『台湾原住民文学選第四巻・海よ山よ』