今年は“動乱の春”とならないことを祈って
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「花曇り」というには少し早すぎるだろうか。
昨日晴れたと思ったら、今日の午前中はまた曇り空だった。
春が近づくと、空気のなかにそれらしい気配を感じるのだが、まだそうした気配は感じられない。
それでも、家の狭い庭に植えられたジャスミンは、知らないうちに大分つぼみが膨らんでいる。
春の訪れは嬉しいものだが、ネパールの場合、歴史に残るような政治動乱のほとんどが春に起こる。
1979年に起こった反パンチャヤトの学生運動は4月だった。
パンチャヤト体制の終焉につながった1990年の民主化運動は、2月18日に始まって、4月8日に終わった。
一昨年の「4月革命」も、4月に入ってから始まり19日間続いた。
そして、今年は4月10日に制憲議会選挙が予定されている。動乱が起こるとは考えたくもないが、何かが起こりそうだとは、多くの人が感じている。
週刊紙「Dristi」は、ギャネンドラ国王が今年2月19日の「民主の日」に、長い沈黙を破って何らかの声明を出すと伝えている。
国王は昨年も「民主の日」に「2005年2月1日の動きは、ネパール国民の意思に従っておこなったもの」と、クーデターを正当化する声明を出して物議をかもしだした。
この国王の声明がきっかけとなって、マオイストは「制憲議会選挙の前に共和制を宣言すべき」と主張するようになったという経緯がある。
この記事にどれだけ信憑性があるのか不明だが、1年前にあれだけ世間を騒がしておきながら、今年はどんな声明を出すというのだろうか。
あるいは一連の動きを始める糸口とするつもりなのだろうか。




