沈黙を破って、国王が発言
![]() |
このところ、政治に関連したさまざまな人に会っている。
現在、選挙の立候補者選びと選挙綱領の作成に忙しいマオイストを除く人たちに共通している意見は、「4月選挙は不可能だろう」ということである。
今の状況で制憲議会選挙を実施したくないと強く考えている勢力が、何としても選挙の実施を延期させる動きに出るだろうというのだ。
選挙妨害勢力とは、王制支持派(つまり国王とその支持者)、ネパール会議派、そして、アメリカ政府。
マデシ・コミュニティーでのネパール会議派の基盤はかなり弱まっており、このままの状況で選挙を実施した場合、UMLとマオイストなどの左翼系政党に有利となる。
そのため、ネパール会議派は最終的に何らかの形で選挙延期の動きに出るのではないか、そして、この後押しをアメリカ政府がするのではないかという予測である。
一方、ギャネンドラ国王が長いあいだの沈黙を破って、国王派ジャーナリストを通じてメディアにアピールを始めた。昨日発売の週刊紙「ラシュトリヤ・バニ」に掲載された記事によると、国王は自らの沈黙について「沈黙も一種の行動」と話している。
2月19日の民主の日に国王が何らかのコメントを公表するのではないかという噂があるが、この国王は行動をとる前に、反応を見るためにメディアを通じて何らかのindicationを示すことが多い。
あるいは、今回のこの記事も、これから行動に移すためのindicationである可能性が高い。




