マオイストの選挙集会
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コイララ首相をも癒すアニ・チョイン・ドルマさんのCDを聞きながら、これを書いている。
一時期、「重体説」が広まって、復帰が危ぶまれたコイララ首相は大分元気になったようだ。
今朝は、一昨日から首相自身の招きでネパールを訪れていたインド国民会議派の代表団と会見し、「4月になんとしても制憲議会選挙を開催すること」を約している。
選挙の最大の障害になっているマデシの問題については、マデシ戦線が出している要求のすべてを受け入れる用意があると、代表団に話したそうである。
それはつまり、マデシ自治州の確立を認めるということでもある。統一共産党は、この要求に対して、すでに反対の意を明らかにしているが、さて、コイララ首相は本気でこれを受け入れるつもりなのだろうか。
マデシ自治州を受け入れたら、当然ながら、リンブーなどのジャナジャティも自治州を要求してくるだろう。これはつまり、マオイストが提唱している、ジャナジャティに基づいた州制度にOKを出すということだ。
昨日は、マオイストの最初の選挙集会を見に行った。
5000人のYCLメンバーを動員したと聞いたが、確かに、集会の参加者のほんどがマオイストだった。プラチャンダ党首をはじめとするリーダーが演説をするため、治安にはかなり気を使っていたようで、統制された集会という印象を受けた。
予定されていた選挙綱領は発表されなかったが、「プラチャンダ党首をネパール民主共和国の最初の大統領に」が選挙のスローガンであることを明らかにした。
プラチャンダ党首も、演説のなかではっきりと「合法的に国家権力を占拠する」と宣言していた。
集会には遅れていったのだが、メディア関係者のために用意された椅子はすでに空いておらず、しばらく後方で立ったまま演説を聴いていた。
余程目立ったのだろうか。しばらくすると、マオイストがわざわざ彼らの記者が座っていた椅子を一つ空けてくれ、譲ってくれた。
こういう心遣いをしてくれるのは、実は、マオイストが一番だ。
昨日発売されたネパール語の雑誌「Himal」に、ロルパのジェルバン村に関する記事を書いた。以前、このブログにも書いたことがあるが、ジェルバン村は全国で人民戦争による最多の犠牲者を出している村である。
3500人の人口のうち、60人が政府側に殺されている。マオイストの党員の数も、国内難民の数も最も多い。隣にあるタバン村は国内外の注目を受けたが、ジェルバン村は党からもほとんど注目されることがなかった。
2ページの短い記事だが、そうした事実を記事のなかで指摘した




