選挙はどうなるか・・・
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今日は大学の試験の2科目目。本試験は各科目とも、4時間の筆記試験である。
小学校の机よりも幅が狭い机は、試験用紙を真っ直ぐに置くこともできない。
椅子も狭くて、とても座りにくい。
この状況で、4時間休みなしにペンを走らせて書き続ける。ちゃんと勉強をしていなくとも、長年の職業柄、“書く”ことはいくらでもできる。
今日の科目は、先日までロルパに行っていたこともあり、本当の“一夜漬け”だったのだが、幸運なことに、私の知識で“書ける”質問が多く、4時間のあいだ、目一杯ペンを走らせた。
終えるころには、腕が痛くなるほど書いた。
もっとも、量を書いたところで、点数がとれるとはかぎらないが。たくさん書くと、なぜか、「やるだけのことはやった」という満足感だけは湧いてくる。
試験をはさんで、今日も何人かの人に会った。どの人も、最初の話題は、昨日ラメチャップ郡であったUNMINのヘリコプター事故のことだった。
外国人、ネパール人ともに、私の大勢の知り合いもUNMINで働いている。ニュースを聞いたときから、とても気になっていた。
今日になって、ネパール人3人、外国人7人が犠牲になったことが明らかにになった。
プラチャンダ党首は二つの選挙区(ロルパ2区とカトマンズ10区)から立候補しているが、昨日、キルティプルで初めて選挙演説をした。
この選挙区はもともと、さまざまな共産系政党の活動家を生んでいる土地だが、民主化後はUML(統一共産党)が強い基盤を築いている。
カトマンズの10の選挙区のなかで、最も勝つ可能性が高い選挙区として、立つことになったのだろうが、それでも、首都圏はマオイストにとっては難しい選挙区である。
他政党と協力体制をとらないかぎり、マオイストが議席をとることは難しい。
マオイストはUMLと選挙協力を試みているが、K.P.オリなど、UML内にこれを拒む勢力が強く存在しており、なかなか思うように話し合いが進んでいないようだ。
話し合いはぎりぎりまで続くのだろうが、最終的には、ネパール会議派が強い西ネパールやマデシの地域などで、協力をすることが決まる可能性もある。
今、党内の組織基盤が最も揺らいでいるのは、ネパール会議派だ。デウバ派と統合したあとも、両派の党員が対立して、郡委員会さえも結成していない郡が、実はたくさんある。
マデシの地域で、最も大勢の党員がマデシ戦線に流れているのもネパール会議派だ。
もっとも、マオイストにとっても容易な選挙ではない。
当初は中央委員メンバー35人全員が小選挙区から立候補すると宣言していたものの、直前になって、比例代表の名簿に名前があったパサン、ビプラブらを含む12人のメンバーが立候補を取りやめている。
シニア・リーダー4人のうち、キランを除くプラチャンダ、バブラム・バッタライ(ゴルカ)、バーダル(チタワン)の3人は小選挙区から立候補しているが、プラチャンダのロルパ2区を除くと、彼らでさえ当選するのは確実ではない。
マオイストの立候補者の平均年齢は39歳で、NC(51歳)やUML(47歳)から比べると圧倒的に低い。
しかし、若ければ有利というわけでもなく、むしろ、経験に裏打ちされた自信がものを言う選挙である。しかも、ほとんどのマオイストにとっては初めての選挙。
短いキャンペーン期間で、いったいどれだけ投票者の心をつかむことができるだろうか。




