選挙活動が活発に
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選挙運動が、少しずつだが活発になってきているようだ。カトマンズでも、投票の仕方が書かれたポスターなどが、あちこちにはられているのを見かける。
各政党の立候補者も、自身の選挙区で選挙運動を始めている。まだまだ、「本当に選挙はできるのか?」という疑問を大勢の人が抱いているが、時間はいやおうなしに過ぎていく。
ネパールでは総選挙のさいに、他政党とのあいだで、よく「タルメル(alliance,選挙協力)」が行われるが、ネパール会議派はすでに自党だけで戦うことを明らかにし、統一共産党(UML)も昨日、マオイストとのタルメルをしないことを決めた。
マオイストはUMLを含めた左翼系政党でタルメルをして、連邦共和制の実現を確実にしようと試みていたが、UML内にマオイストとの協力に強く反対する勢力がいる。
投票日ぎりぎりまで、タルメルの試みは続くのだろうが、UMLとマオイストは票田が重なる選挙区も多く、別々に戦った場合、ネパール会議派に有利になる可能性が高い。
昨日の週刊紙「ジャナアスタ」に、何とも驚くべき記事が掲載されていた。一面のトップ記事なのだが、その内容は「“Japan”がギャネンドラ国王を生かす(王制を維持すると言う意味)ためならば、いくらでも金を出すと圧力をかけてきている」と、コイララ首相が側近にもらしたというものである。
記事には“Japan”とだけあり、これが“日本政府”を意味するものなのか、それとも、日本の民間の団体や個人のことなのかは触れられていない。
記事によると、日本だけでなく、インド、アメリカが、ネパールが共和制になるとマオイストを含めた共産党が強くなることを恐れて、王制維持を試みているという。「マオイスト(コミュニスト)よりは、国王のほうがまし」という考えなのだろう。
ILOまでもが、二つに分裂していたネパール会議派の労働組合合併のために、33,000ドルのお金を使ったことをコイララ首相が話したと記事にある。理由は、いうまでもない、制憲議会選挙でNCに勝ってもらいためである。
先日の読売新聞の国王インタビューといい、この記事といい、ネパールでは“中立”のイメージを保ってきた日本のイメージが、突然、“右”に向き始めている。
さて、選挙活動が活発になり、とても大事な時期ですが、また、しばらくブログの更新ができなくなります。この間、大きな出来事が起こらないことを祈っていたい。




