![]() 商売用の大荷物を抱え、我先に列車に乗り込もうとする人たち(2005年5月 リ・ジュン撮影) |
北朝鮮では、中央の一部の指導幹部を除き、みんなが対外開放を願っていると言っても過言ではない。
記者リ・ジュンによる開放をテーマにした報告を整理した。「私」は、リ・ジュンの知り合いの貿易商で、リムジンガン記者志願者である。
2006年2月初旬のある日、私は友人と共に、うら寂しい東海線のレールの上を喘ぎながら走る茂山(ムサン)行き列車の上級寝台車に乗っていた。
記者出身で、今や保衛部傘下のやり手の貿易指導員となった友人と私は、昔から本音で語り合うことができる親しい間柄だ。
数日前に電話で、彼が咸鏡北道に出張に行くことを知り、私もちょうどそちらの方面への取材をしなければと思っていたところだったので、ちょうどいいとばかりに一緒に行くことにしたのだった。
普段から電話で互いの近況を伝え合ってはいたが、こんなに長い時間顔を合わせて話し合うのは久しぶりだったため、列車の中でお互い積もり積もった話に花を咲かせた。
ふと気がつくと、寝台車の通路からは賑やかな咸鏡道の方言が聞こえ始めた。
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