![]() |
二つの現場は、歩いてちょうど数時間の距離にある。複数の新聞報道によると、二人は6発と8発の弾を受けて死亡しており、計画的な犯行の可能性が高い。使われた武器も、地元で作られる狩猟用のバルワ・バンドゥクではなく、外から持ち込まれた武器である可能性もある。
一体、誰が何を意図として犯行に及んだのだろうか。
選挙のときには日常茶飯事のことではあるが、今回の選挙では政党間の衝突が頻繁に報道されている。とくに、このところ、マオイストが統一共産党(UML)の活動家を襲撃したというニュースが目立つ。UML側がマオイストとの選挙協力を拒絶しているせいであろうと想像がつく。
UMLは、こうしたマオイスト側の行動を非難して、選挙協力の可能性はますます遠のいている。マオイストによるネパール会議派の活動家への妨害行為も頻繁に報道されている。
7政党のトップ・リーダーのなかには、制憲議会選挙後も7党間の協力体制を継続させるべきと主張する人もいるが、こんな状況では無理な話だろう。
特に、Kantipurによる反マオイスト報道が目立っている。プラチャンダ党首は、「主要メディアが結託して反マオイスト報道をしている」と主張しているが、Kantipurとその姉妹紙The Kathmandu Postを見る限り、確かに、少々ネパール会議派寄りの報道が目立っている。
元首相クリシュナ・プラサド・バッタライが中心となって、王制維持と制憲議会選挙の阻止を試みるグループの動きが活発になってきた。バッタライは再び首相に返り咲くことも夢見ていると伝えられている。
このグループには、ネパール会議派内の王制維持派や元最高裁判事長のビスワ・ナス・ウパデャヤ、元国会議長のダマン・ナス・ドゥンガナら司法界の重鎮も含まれていると言われているが、彼らは一体何を夢見ているのだろうか。




