マオイスト−UMLの衝突が続く
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もっとも、おしゃべりの内容は、選挙と各党の状況の話題が中心で、有意義な情報交換となった。ここまで来ると、どの選挙区で誰が勝つかということまでが話題に上る。
どうも、オタク的な性格がでてしまい、こうした細かな話が特に面白い。もちろん、ほとんどの人の興味の中心は、マオイストがどの選挙区で何議席を獲得するかということにある。マオイストの選挙結果は、選挙後の政治状況に大きく影響を及ぼす。
何百人という外国人の選挙監視団や、和平プロセスに関連した専門家がネパールを訪れている。家の近くにあるホテルも、そうした外国人で満室である。相変わらず、「近い将来に何かが起こる」という噂が聞かれるが、UNMINを含めて、これだけ大勢の外国人の存在は抑止力になるだろうか。
日刊紙も、毎日、各地の選挙運動の様子を報道している。マオイストと統一共産党(UML)の活動家どうしの衝突のニュースが多い。両党の立候補者やリーダーの演説も、相手の党の非難が中心である。
ネパール会議派とUMLは選挙綱領で「セレモニアル大統領」「実質的な政治権力は首相に」の方針を打ち出したが、「直接選挙で選ばれた大統領に政治権力を与えるべき」と主張するマオイストは、両党が「国王をセレモニアル大統領として残すのではないか」と疑う発言をしだした。
一方、UMLはマオイストがプラチャンダ党首を選挙後の大統領として宣言したことを非難して、プラチャンダを「ビッタ・ラシュトラパティ(wall president,壁のうえだけの大統領)」とからかっている。
演説を聴く限りでは、「新しいネパールをどう作るか」という主張よりも、ライバル政党の悪口のほうが目立っているようだ。





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