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特集 イラク戦争 古居みずえ(1)
![]() (パレスチナ・ガザ/撮影:古居みずえ) ![]() (パレスチナ・ガザ/撮影:古居みずえ) |
イラク戦争はパレスチナにどんな影響を与えましたか?
アメリカのブッシュ大統領は、イラク戦争はテロに対する戦争、対テロ戦争だといいました。パレスチナではイスラエルの占領に反対する抵抗運動が以前から始まっていましたが、イラク戦争まではインティファーダ(抵抗運動)としてとらえられていました。
しかしイラク戦争が始まると、パレスチナの抵抗運動はテロ行為として言われるようになりました。たしかにパレスチナ人による自爆攻撃はイスラエルの市民を巻き込んだテロだと思います。
しかしイスラエルによる空爆は一部のパレスチナの武装勢力を攻撃するだけでなく、パレスチナの市民をも巻き込んでいます。しかしこれはテロと呼ばれていません。武装勢力に対する報復とか、暴力の応酬という形でいわれています。
2007年2月末にはロケット弾を飛ばす武装勢力に対して、イスラエルはガザ地区への大規模攻撃を行いました。そして120人にものぼるパレスチナ人が犠牲になりました。そのなかには6ヶ月の赤ん坊やサッカーをして遊んでいた子どもたちが含まれています。
およそ30人の子どもたちが犠牲になったといわれています。しかしながらこれはテロと言われず、防衛のためにはやむを得ない犠牲であるかのように言われています。
アメリカによる対テロ戦争はイラクやアフガニスタンの多くの市民の犠牲を出し続けています。そしてパレスチナ、チェチェンなど、占領に反対する抵抗運動や独立運動が対テロ戦争という構図でくくられ、そして今でも一般市民を巻き込み、犠牲を出し続けています。
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<聞き手・構成 アジアプレス・ネットワーク 編集部>
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古居みずえ インタビュー
(1) 「対テロ戦争」がもたらすもの
(2) パレスチナとイラク戦争 (会員記事)
(3) パレスチナ人が見る日本 (会員記事)
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【プロフィール】古居みずえ(ふるい みずえ)
1988年よりパレスチナの人びと、とくに女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。98年からはインドネシアのアチェ自治州、2000年にはタリバン政権下のアフガニスタンを訪れ、イスラム圏の女性たちや、アフリカの子どもたちの現状を取材。新聞、雑誌、テレビ(NHK総合・ETV特集、NHK・BS23、テレビ朝日・ニュース・ステーション)などで発表。ニコンサロン、コニカプラザなどで写真展開催。
2005年DAYS APAN審査員特別賞受賞
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞・公共奉仕部門大賞受賞
【著書】
ガーダ―女たちのパレスチナ (彩流社)
インティファーダの女たち―パレスチナ被占領地を行く(彩流社)
写真集「瓦礫の中の女たち」(岩波書店)
2006年 『ガーダ −パレスチナの詩−』 を監督
http://www.ghada.jp/index.html






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