首都圏でマオイストが健闘
ネパールで初めての歴史的な制憲議会選挙は、心配されていた事件が起こることもなく、概ね成功に終わった。今朝の英字紙「The Kathmandu Post」は「ネパールが世界を驚かせた」という大きなタイトルで、選挙の成功を祝う記事を掲載している。私でさえ、ぎりぎりまで、本当に選挙が開催されるのかと心配していたが、無事に終わって、ほっとしている。
投票率は約60%と見られているが、民主化以後に行った3回の総選挙(62から66%)と比べると少し低い数字である(The Kathmandu Postによる)。しかし、投票のやりなおしとなったのは33箇所で、前3回と比べるとかなり少ない(1994年の選挙では101箇所だった)。
首都圏の選挙区ではすでに票の集計が始まっている。一番早く結果がでると見られているカトマンズ1区は、ネパール会議派のプラカシュ・マン・シン(故ガネシュ・マン・シンの息子)が圧倒的に多い得票数で、ほぼ当選確実となっている。私が住むラリトプル3区では、マオイストの女性リーダー、パンファ・ブシャルが先頭を走っている。これまでの集計を見るかぎりでは、ネパール会議派と統一共産党、マオイストの3党のあいだで、接戦となっている選挙区が多い。
ラリトプル2区のように、統一共産党とマオイストのあいだで票が割れて、ネパール会議派に有利となっている選挙もある。注目のプラチャンダ党首が立候補している10区は今朝から集計が始まった。まだ、一部の集計しか出ていないが、首都圏では不利と見られていたマオイストが、予想以上に健闘しているという印象がある。得票率では、予想以上の結果がでる可能性もある。




