マオイストが第一政党になる勢い
誰もが予測しなかったことが起こっている。まだ開票が始まっていない選挙区もあるが、基盤が弱いとされていた東ネパールのジャパやモランでさえも、多くの選挙区でマオイストがトップを走っており、このままの勢いが続くと、マオイストが第一政党となる可能性が強くなってきた。小選挙区で過半数をとる可能性さえ否定できないほどだ。
すでに7つの選挙区で当選が確定しているが、このうち、5人(ラリトプル2区、3区、マナン、パルパ2区、ダン3区)がマオイスト、ネパール会議派が1人(カトマンズ1区)、統一共産党が1人(ムスタン)である。カトマンズの10の区のうち、半数の5つの区でマオイストが先頭を走っており、ダン、バルディヤなどの郡では、全区でマオイストがトップとなっている。
驚いたのは、ジャパやモランといったマオイストの基盤が弱いとされていた東ネパールのタライでさえ、マオイストがトップの選挙区があることだ。ジャパ7区では、UMLのKP オリを抜いてマオイストがトップとなっている。一番驚いているのは、統一共産党だろう。変化を求める国民の感情を汲み取ることができずに、マオイストとの選挙協力を拒否したために、同党の歴史のなかで最大の敗北を喫することとなった。




