2人目の当確者はマオイスト
カトマンズ1区のネパール会議派のプラカシュ・マン・シンに次いで、二人目の当確者が出た。マナン郡から立候補したマオイストのデブ・グルンが、NCの強力なライバルであるパルテン・グルンを抜いて、当選確実となった。
締め切りが迫っている複数の原稿を抱えているのだが、今日は、終日、選挙結果を追いかけてしまい、まったく仕事が進まなかった。困ったものである。“新政党”であるマオイストが、思いもかけずに、あちこちで大躍進しているために、どうしてもラジオのニュースから耳が離せない。インターネットとFMラジオ、そしてテレビを交互にチェックする一日だった。先日、停電時用にインバーターを入れたために、24時間パソコンが使えるようになった。つくづく入れて良かったと思っている。
夕方、カトマンズとラリトプルの投票場にも見に行ったのだが、中には入らなかった。一応、選挙委員会から特別パスをとってあり、中に入ることができるのだが、いったん中に入ると、きっとすぐに時間が過ぎてしまうだろうと思い、あえて外の群集を見るだけにとどまった。
それにしても、「ほとんど当選できないだろう」と思っていた東ネパールのジャパやスンサリの選挙区でも、マオイストが先頭に立っているところがある。この現象は、「新政党」「新しい人」に対する期待そのものなのだろう。面白いのは、ネパール会議派や統一共産党で当選しそうな立候補者のほとんどが、新しい顔ぶれであることだ。
カトマンズを見ても、マダヴ・クマール・ネパール総書記やプラディプ・ネパール、イシュワル・ポカレルといった何度も大臣を経験した古参政治家が軒並み落選しそうな気配である。比例代表では数議席入るのだろうが、小選挙区では、王制を支持する政党の議席は今のところ、ゼロになりそうだ。




