UML閣僚全員が辞任
今日、統一共産党(UML)の閣僚7人全員が辞表を提出した。選挙に敗北したことが理由である。しかし、この政党は、どこまで勝手な(傲慢な)政党なのだろうと、つくづく思う。現暫定政府は選挙内閣でもある。選挙の開票が終わらないうちは、選挙内閣の責任が終わったとはいえない。(選挙前には「自党が過半数をとる」と大言壮語しておいて)選挙に大敗したからという理由で、早々と内閣からの離脱を決めるとは、実に無責任な態度だ。
選挙後の新政権にも加わらないようなことを、彼らは今から言っているが、UMLの選挙マニフェストには、「選挙後の政府は連立内閣となる」と明確に書かれている。これはもちろん、自党を含めた連立政府という意味だ。彼らが今とっている行動は、このマニフェストに反することである。
そもそも、「(マオイストは)どんな選挙結果も受け入れるべき」「選挙後も7党の協力関係は継続すべき」と言っていたリーダーたちは、自身が言ったことをすでに忘れているのだろうか。自分の論理ばかりで、国のことを考えることができない、こんなリーダーが率いる政党だから大敗したのである。
コイララ首相は辞表をまだ受け入れていないと伝えられている。少なくとも、「今後、10年間は7党の協力体制を継続すべき」と主張してきたコイララ首相は、今、政府が崩壊することは、制憲議会の将来にも暗雲をもたらすとわかっている。
コイララ首相は側近に対して、政府の舵取りをプラチャンダに、自党の舵取りをシェル・バハドゥル・デウバに引き渡す意向だと話していると言われている。コイララはネパール会議派の比例代表名簿の一番目に名前が載っているために、当選することは確実だが、制憲議会では、どういう役割を果たすつもりなのか、今のところ明らかではない。
コイララを“セレモニアル大統領”にという噂もあるが、昨日のBBCラジオのインタビューで、マオイストのバブラム・バッタライは「わが党はプラチャンダ党首を最初の大統領に推挙する」とはっきりと話していた。
共和制実施のプロセスについても、マオイスト内部で異見があるようだ。シニア・リーダーの“キラン”は今日、「憲法的なプロセスをとって王制を廃止すべき」、つまり、初日には実施されないと話していた。この問題に関しては、専門家のあいだでも政党のあいだでも、さまざま解釈があり、非常に不透明だ。




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