経済人との会合に忙しいプラチャンダ党首
比例代表の開票がすべて終わるには、まだ10日間くらいかかるそうである。制憲議会の最初の会議が開かれるのは、選挙の結果が出そろってから3週間以内。
暫定憲法を素直に解釈すると、議会の初日に「共和制は実施される」ことになっているので、国王に残された時間は、長くてあと4週間ということになる。憲法の解釈はともかく、マオイストのバブラム・バッタライが国王に「4週間以内にナラヤンヒティ王宮を出て行くように」と要求した。もちろん、バッタライ個人にそんな要求をする権利はないわけだが、もはや、国王には「自ら出ていくか」、それとも「追い出されるか」の二つの選択しか残っていないことになる。
日刊紙の報道によると、国王はもともとの私邸であるシッタル・ニバスを現在、改築・増築しているそうだ。敷地内にヘリコプターが離発着できるヘリパッドも作っているそうである。自然に考えれば、王宮を出たあとの住まいとして整えているのだろうと考えられる。国王は本当に大人しく王宮を出て行くのだろうか。まだ大勢の人が疑問をもっている。
プラチャンダ党首は経済界のマオイストに対する疑いを何とか晴らそうと、このところ、ビジネスマンとの会合に忙しいようだ。私有財産は認める。民間の投資を重視するなどと、自由経済政策をとることを、何とかわからせようとしているが、経済界の疑いは完全には拭い去れないようだ。誰かがコラムに書いていたが、マオイストは“貧しい人”の政党であるべきなのに、プラチャンダはなぜに経済界の“金持ち”や外国人とばかり会っているのか。貧しい人に富の分配をするには、金持ちの協力が必要だからと、今のところは解釈しておこう。




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