5月中に共和制が実施される?
ロルパ滞在中に再発した風邪がなかなか良くならず、仕事が進まずにいるなか、地方からの来客が続いて、ばたばたとした数日だった。
地方の取材先でお世話になった人がカトマンズに出てくると、なるべく自宅に食事に呼ぶようにしているのだが、ネパール・ジャーナリスト総連の総会で、地方の友人たちが何人か上京していることもあり、何組かを自宅に呼んだ。カトマンズに本社がある全国紙の地方記者あり、地元でFMラジオ局を運営する人あり、記者としてよりも人権活動家として活躍している人もあり、とても面白い会話をすることができた。
ネムバン暫定議会議長によると、いよいよ9日までに比例代表制の最終的な当選者が決まり、それから21日以内に制憲議会の最初の会議が開かれるそうである。つまり、5月末までにこの国は「共和制」になるということ。
今頃、国王は何を思っているのか知らないが、国王に関するさまざまな記事が週刊紙に掲載されている。多くの記事に共通していることは、国王は将来について、まったく心配をしていないということ。そして、国王にはナラヤンヒティ王宮を立ち去るつもりがないということである。
最近、国王と会見した人たちは、国王がすっかり安心している様子に驚いているということだが、安心の根拠は“外国”が最後の最後に助けてくれるという確信らしい。今に至っても、本当に王制が残ると信じているのだろうか。
7政党は9日に選挙後初めての合同会議を開くことになった。当然、新政府を誰がどう作るかが、主な議題となるのだろう。マデシ政党は、マオイスト主導の政府には入閣をする可能性が低いことを明らかにしている。
現在、中央委員会議が進行中の統一共産党は、「マオイスト政権には入閣するな」という党員からの強い突き上げがある。ネパール会議派のなかからは、マオイストは、武装勢力をどうするかを決めてから政権をとれという要求が出てきている。話し合いは簡単に進みそうにない。




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