今日の出来事
今日午後8時ごろ、家の近くで道路に放置された爆発物が爆発した。ドン、という低い音が聞こえたのだが、直後のラジオニュースで爆弾だったと知った。停電時の暗闇を利用して、爆発物を置いていったのだろう。先日、カトマンズ市内で制憲議会にも比例代表から当選者を出しているチュレ・バワル・エカタ・サマージという政党の活動家が、爆発物と武器を所持しているところを捕まっているが、首都圏にこうしたグループがまだ潜入している可能性がある。
マオイスト軍の第三師団のコマンダーが一般人を殺害したとして、今日、コテスワルの住民が交通を封鎖するという出来事があった。事実は、Kantipurのオンライン・ニュースが伝えていることとは異なるようだが、マオイスト側は被害者を殺害して川に捨てたことを認めている。この事件については、後ほど詳細を書こうと思うが、マオイスト政権の発足や軍の併合問題に、大きな影を落とす可能性が高い。
今日の夕方、某所にあるAngonというインド菓子の店で、友人と仕事の打ち合わせをしていたところ、統一共産党のトップ・リーダーの一人、バムデブ・ガウタム夫妻に会った。ガウタムは2006年11月にロルパでマオイストと同党の6ポイント合意を成立させた人物で、マオイストとの協力体制を築くことを常に提唱してきた。
昨日、新総書記に選ばれたジャラナス・カナルとともに、同党内の“共和制派”として知られてきたリーダーだ。今回の選挙では、マオイストとの選挙協力を強力に主張してきたのだが、選挙では若いマオイストの女性候補者に負けてしまった。ガウタムは、ネパール共産党が分裂したときに、党を出たCPN−MLを率いたリーダーでもある。
かつては内務大臣を務めたこともあるガウタムはロルパに隣接するピュータンで生まれたバフンだが、モンゴル系のマガルの女性と結婚した。おしどり夫婦として知られるお二人が一緒にいるところに会ったのは、今日が初めてである。
ガウタムは、私が個人的に好きな数少ない政治家の一人である。私のような者にも、会うと必ず、あちらのほうから声をかけて、今はどうしているのかといろいろと質問をしてくれる。マオイストのリーダーとはまた異なる親近感を感じる。
さて、Angonは、インド菓子だけでなく、インドのさまざなまファースト・フードや中国料理まである店だ。今日はお腹が空いていたので、チャウミン(焼きソバ)とインド菓子のカジューのバルフィーを食べた。両方とも十分美味しかった。ネパール人と会うときにはインド料理の店を使うことが多い。カトマンズで一番当たり外れのないのがインド料理の店である。Angonでも、全メニューが値上がりしていた。もともと気軽に入れるファースト・フードの店なのだが、値段はだんだん“気軽”ではなくなっている。



