マオイスト包囲網のなかで
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ネパールのあの固いトウモロコシを2本食べても平気なはずの胃が、今朝はめずらしくもたれていた。
たまに下痢はするものの、胃がもたれることはここ数年なかったことなので、大事をとって昼はダールの入ったお粥を作ってもらって食べた。
昨夜、普段よりも夕食を遅くとったのが原因だと思う。昨日は午後だけで3人にインタビューをし、さらに仕事の打ち合わせも入って、家に戻ったのが9時近かった。
しかも、なぜか、夕方、キルティプルに抜けるリングロードが大変な渋滞だったため、タクシーを乗り捨てて、約束の時間に間に合うように、走るように早歩きをした。
家に戻って、夕食をとったあとは、疲れて仕事にならなかった。それにしても、タクシーの高いこと。取材が重なると、時間がないので、1日に何度もタクシーを使うのだが、1000ルピーが簡単に飛んでいく。
胃がもたれたといいながら、先ほど、外出した帰りに、ついトウモロコシを買ってしまった。さすがに半分だけしか食べなかったが。
さて、マオイストを取り巻く、ネパール会議派と統一共産党、マデシ政党による包囲網ができつつある。
NCとUML,マデシ・ジャナ・アディカール・フォーラムは、大統領(非常事態宣言権をもち、ネパール軍の指揮権をもつ)をおくこと、過半数の議席で首相を解任できるよう暫定憲法を改正することで合意した。二つとも、マオイストが政権をとった際の権力を弱体化することが目的であることは明らか。
3党は、大統領、副大統領、首相、制憲議会議長を最大4政党のあいだで分担するというアイデアのようだ。
つまり、これまでの国王とまったく同じ強権をもつ大統領をおいて、首相の権力を分散することが目的。もちろん、マオイストがこれらの条件を受け入れる可能性は低い。つまり、3党はマオイストを政権につかせないために結託をしたといっていい。
党がそこまでしてもマオイストの政権取りを阻止するつもりなのであれば、マオイストは妥協をせずに、むしろ、政権外にいて制憲議会で野党となるべきだ。
もともとマオイストが受け入れることが不可能な条件をつきつける、NCやUMLの傲慢なやり方に屈するべきではない。そもそも、彼らには条件をつける権利などないはずだ。
コイララがそれほど大統領になりたいのであれば、ゆずってやればいい。どうせ、成功するわけもない。強力な野党となって、憲法作りに力を入れればよい。国民は、こうしたやりとりをしっかりと見ているものだ。





