「大統領は誰にも譲らない」とプラチャンダ
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プラチャンダ党首は今日、クラマンツで開かれた集会で、「大統領の席を他の政党には渡さない」と宣言した。かなり興奮した様子で、「負けた政党に大統領の席を渡すわけにはいかない」と話していた。
マオイストは大統領と首相の両職を自党がとることを主張しているが、ネパール会議派と統一共産党はもちろん、これに強い反発を示している。
そもそも、「新憲法ができるまでのあいだは、大統領はいらない」と主張していたマオイストに全権を与えることを避ける目的で、NCとUMLは大統領をおくことを主張したという経緯がある。
大統領は、「内閣の要請により、非常事態を宣言する」とともに、「ネパール軍を発動する」権利が与えられることになる。これは、1990年憲法で国王に与えられた特権でもある。
そもそも、この二つの権利は国家元首に与えられてあたりまえという人がいるが、ギャネンドラ元国王は、憲法で許可されたこれらの権利を勝手に解釈して悪用してきたことを国民は知っている。
それに、コイララ首相が国軍指揮権付きの大統領になりたいという意向の背後には(これにはインド政府の意向も絡んでいる)、ネパール軍をコントロール下において、マオイストの軍との併合問題を自分の好いように勧めたい意図がある。これを知っているマオイストは、もちろん、コイララ首相を大統領にするつもりはない。
可能性としては、大統領を政党とは関係のない“第三者”にし、完全なセレモニアルな大統領にすることで、マオイストが譲歩をする可能性があるが、これをNCが受け入れるかどうか。この問題が解決しないかぎり、政権作りは前に進まない。困ったものだ。





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