大変な物価高がやってくる?
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今日からガソリンが25%値上げされて1リットル100ルピーになった。灯油やディーゼルも同様の値上げ。
調理用のガスは1本あたり100ルピー値上げされて1200ルピーになった。わが家には4本のガス・シリンダーがあるのだが、タイミング良く、空が1本もないときでよかったと、思わずケチなことを考えてしまうほど、衝撃的な値上げだった。これに便乗して、交通業界は今日、長距離バスの運賃を3割、タクシー料金を35%、中短距離の乗り物料金を35%値上げすると勝手に決めている。
財務大臣はこの値上げ率が「高すぎる」と言っているが、値上げを止めるつもりはないようだ。またしても、一番の打撃を受けるのは、「物価高手当て」がつかない一般庶民である。もちろん、我が家もこの分類に入る。
それにしても、交通業界はマオイストが圧倒的に強い力を持つといわれているのに、彼らは何も圧力をかけることができないのだろうか。
マオイストも政党リーダーも、たいていは自ら汗を流して働いた金で食べているわけではない。党が渡す金で生活をしたり、あるいは政府の金で生活をしている。ガソリン代が値上がりしたところで、自らの懐が痛むことはないために、物価高の実感が湧かないのではないかと疑ってしまう。
こんなときに、その政治的な力を利用できずに、何のためのマオイストなのだ。「ジャナタ(人民)のため、庶民のため」などという言葉が、空々しく思えてくる。
しかし、このところの物価高は、この15年ネパールに住んできて、まったくなかったことだ。値段をつけるシステムがほとんど狂っているとしか思えない。
家でよく食べるスパゲティは、外国製品が数ヶ月前まで60から70ルピーで買えたのに、今は100から120ルピー。2、3日前にスーパーマーケットで見かけた12ルピーのインスタント・ラーメンが、今日は14ルピーになっていた。家でいつも使っているネパール製のマヨネーズが、今日は92ルピーもした。これも、私の記憶では数ヶ月前まで55ルピーだった。
先日の報道によると、ここ1年の物価上昇率は約9%だというが、物によっては、数十%も値上がりしている。この状況をどう乗り切るか、わが家も本気で考えないといけないなと思っている。




