小倉清子のカトマンズジャーナル〜“巨大ゴミ”のコイララ首相
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昨日、バンケ郡シャムシェルガンジにある武装警察隊のキャンプで、約200人の警官が上司の士官をなぐりつけ、約20人の上司を閉じ込めるという事件があった。
普段から、士官たちの部下に対する態度が悪いこと、質の低い食事を与えられていたのだが、環境向上の話し合いに上司が応じなかったために謀反を起こしたようだ。
非常に上下関係が厳しい警察や軍のなかで起こっためずらしい出来事として報道されているが、武装警察隊は2001年に対マオイストを目的に作られた治安部隊で、当初から上のポストには王室ネパール軍から移動してきた士官が多かった。
軍から来た士官は、軍の体質を持ち込んで、警察側の人間を低くみなす傾向があると、当初から聞いたものだ。おそらく、その体質が今も残っており、我慢ができなくなった警官が立ち上がったのだろう。あるいは、共和制になったからこそ起こった出来事だと言えるかもしれない。
7党合議は昨夜、事実上、分裂・解散となった。マオイストはこれ以上話し合いをしても、無駄と結論づけ、会合を開く必要はないと宣言した。
最大の原因は、ここにきて、ネパール会議派がまたしても新しい条件を出して譲らなかったことである。国家治安評議会に野党側の代表も入れるべきという条件だが、マオイストはこれを強く拒絶している。ネパール会議派側の態度の背後には、明らかにネパール軍の思惑が見え隠れしている。
ネパール会議派が野党になる可能性が高くなった現状で、マオイスト・UMLに国軍を操られることが、どうしても嫌なのだろう。マオイストの軍併合に関しても、NCは「one weapon one man」、つまり、武器の数だけの人間を併合の対象とするという古い主張を持ち出してきた。
コイララ首相は今朝、カトゥワル参謀長と会合を開いていると伝えられているが、二人の意向は、マオイストをネパール軍に併合すべきでないというものだ。
これはもちろん、2006年の包括的和平協定に反するものである。ここまでくると、コイララはもう、巨大ゴミ以外の何者でもない。彼のために政治はストップしている。愚かなだけでなく、大変な有害人物である。





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