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季刊誌 北朝鮮内部からの通信〜リムジンガン 第2号・夏号
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ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 2
住宅事情悪化の要因
朝鮮式社会主義制度の下では、国家の所有物である国家住宅の購入や交換を一般住民が行うことはありえない…

ico_new2.gif北朝鮮―嘱託殺人事件 上[事件・事故] リムジンガン
朝鮮で「嘱託殺人」事件が起きた!……と言っても、別に驚くにあたらない。国家権力の不正腐敗により無法地帯化してしまった社会では…

ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 1
朝鮮において、国家による住宅供給制度は、既に一九八〇年代から不正腐敗にまみれながら崩れていったといわれる…

ico_new2.gif市場の民衆たちがもつ「統一」のイメージ [民衆の暮らし]リムジンガン
党と国家の宣伝教化によって形成され、学者や教員、作家、記者らを通して植えつけられた住民たちの統一観は、かつては次のようなものだった…

ico_new2.gif北朝鮮―08年食糧危機の実態と背景を探る 5(リュウ・ギョンウォン)リムジンガン
5 一九九〇年代後半の食糧危機との違いと共通点
これまでにも少し触れたが、一九九〇年代の食糧危機は当初、労働者地区と都市で発生した…

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ネパール〜またしてもストップしたネパール政治【小倉清子】

またしてもストップしたネパール政治

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愛犬は相変わらず寝たきりだが、ウンチやおしっこはするし、おならもするようになった。

身体は動かないが、完全に意識がないわけではなく、たまに目を開けて起きようとする。首が動かないから自分で食べたり、飲んだりすることはできないのだが、スプーンでミルクやダールをあげると、舌をだして飲む。最初の2日間は、こうした反応を示すこともしなかったので、この様子には本当に感嘆している。

犬とはいえ、10数キロの重さがある。世話はけっして楽ではないが、寝息を立てて寝ている愛犬の顔を見ていると、こうした時間も幸せなものだなと新鮮な思いがわいてくる。こうした時間をもらったことに感謝をしたい。

さて、別に待っていてくれているわけでもないと思うが、ネパール政治は動いていない。

コイララ首相が辞任を表明したと思ったら、今度はマデシ政党の議員が制憲議会を妨害しだした。彼らの要求は、今年2月に政府とのあいだで交わした合意事項の実行。つまり、「マデシ自治区」を暫定憲法のなかで認可すること、そしてネパール軍へのマデシの集団入隊である。

問題はこれについて、7党内で意見がばらばらなこと。ネパール会議派はマデシ政党寄りの意向を示し、マオイストとUMLは「制憲議会で議論すべき」という姿勢を示している。当時はまだマオイストもUMLもいた政府は、一体なぜ合意書に署名をしたのかと不思議になる。

「一つのマデシ」つまり、インド国境地帯一帯を東から西まで「マデシ自治区」とする要求については、マデシ政党内でも相違があるようだ。

マデシ・フォーラムのウペンドラ・ヤダヴが最も強硬にこの要求を掲げているが、これにはタルーの組織やチュレ・バワル・エカタ・サマージ、ネパール労働者農民党などの政党が強い反対を示している。マオイストとUMLもこの要求には明確に反対の意を表明している。

一方、UMLのマダヴ・クマール・ネパールを大統領として認めるかどうかについて、マオイストの指導層が真っ二つに割れている。プラチャンダ、バブラム、アナンタ、ディワカールらは「認めるべき」派、一方、キラン、マハラ、カジュレル、ビプラヴらは「何としても認めない」派である。

つまり、二つのグループは半々の勢力で意見が対立していることになる。現在、入院中のバーダルがいたら、まちがいなくキラン派につくのだろうが、バーダルがいなくとも、これは、簡単に説得できるような数ではない。

マオイストがネパールを大統領として受け入れなかった場合、新政府ができる前に、マオイスト・UMLの協力体制が崩れるきっかけになる可能性さえある。

このままだと、どうやって収拾がつくのか、先が見えない状況だが、これまでネパール政治は似たような状態を何度も抜け出してきた。今回も、最後にはどうにかなるのだろうが、それにしても泥沼の状態で、見ていてうんざりとする。