rimjingang-No2-hs-s.jpg
季刊誌 北朝鮮内部からの通信〜リムジンガン 第2号・夏号
ご注文はこちらへ


ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 2
住宅事情悪化の要因
朝鮮式社会主義制度の下では、国家の所有物である国家住宅の購入や交換を一般住民が行うことはありえない…

ico_new2.gif北朝鮮―嘱託殺人事件 上[事件・事故] リムジンガン
朝鮮で「嘱託殺人」事件が起きた!……と言っても、別に驚くにあたらない。国家権力の不正腐敗により無法地帯化してしまった社会では…

ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 1
朝鮮において、国家による住宅供給制度は、既に一九八〇年代から不正腐敗にまみれながら崩れていったといわれる…

ico_new2.gif市場の民衆たちがもつ「統一」のイメージ [民衆の暮らし]リムジンガン
党と国家の宣伝教化によって形成され、学者や教員、作家、記者らを通して植えつけられた住民たちの統一観は、かつては次のようなものだった…

ico_new2.gif北朝鮮―08年食糧危機の実態と背景を探る 5(リュウ・ギョンウォン)リムジンガン
5 一九九〇年代後半の食糧危機との違いと共通点
これまでにも少し触れたが、一九九〇年代の食糧危機は当初、労働者地区と都市で発生した…

もっと見る

ネパール〜ブログをする楽しみ【小倉清子】

小倉清子のカトマンズジャーナル〜ブログをする楽しみ

OGURA_B_JPG.jpg

先日の女性ジャーナリストのプログラムで、「ブログをする楽しみ」について話してほしいと頼まれた。「書きたいことをいつでも、何でも書けること」ととりあえず応えたが、「もちろん、書いてはいけないこと、書けないこともたくさんある」のだとも話した。

ブログは伝えたいことがある人間 にとっては、確かに容易に発信 できて楽しいメディアだが、第三者の目を通さずに発信されるブログは、書き手にとっては、実は怖いメディアでもある。

どんなに匿名性を通そうとしても、会ったことのない人のブログでも、書いた 文章から、その人の性格や背景は大体想像がついてしまう。どんなに知ったかぶりをして書いてみた ところで、読む人が読めば、情報源の底がいかに浅いか、いかにいい加減な情報をもとに書いているかもわかってしまう。

かつて、編集者として働いていたときから思っていたが、文章というのは、本当にその人を表すメディアなのである。 私が一番ひんぱんに訪れるブログは、実は犬のペット・ブログと料理に関するブログである。関心のない人にとっては、「くだらないブログ」にしか見えないのだろうが、私生活の自慢を目的にした 中途半端なプライバシー暴露ブログや、ノスタルジーや感傷に浸ったウェットなブログよりは、書き 手の感情が素直に出ていて、私にとっては、ずっと面白い。

料理ブログを見るのは、現在、食べることのできないさまざまな料理を せめて見るだけでも、という下心があるだけの話。もちろん、私も覚悟して書いている。自身の愚かさや底の浅さが見えることなどは、別にどうとも思わない。

そもそも、ネパール政治の裏側を書こうと思って始めたブログである。「そんなブログに は興味がない」という人が大勢いることも承知のこと。初めから「ランキング」などには興味はない 。しかし、身近な人たち、つまりプライバシーだけは守りたい。

なかには、書き手は匿名を保ちながら、身の回りの人のプライバシ ーを平気で暴露するようなブログもあるが、そういう立場はとりたくない。身近な人を、彼らに知らせずに“話の種”にすることはしたくない。などと、彼女たちに話したのだが、はたして、どれだけ理解してくれただろうか。