小倉清子のカトマンズジャーナル〜2日以内に大統領を・・・
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機動隊の“叛乱分子”は昨夜、降伏をし、記者団の前で「誤ったことをした」と泣いて告白をしたそうだ。
何ともはや人騒がせな、というか、その程度の覚悟でやったのかと呆れた。ごく一部の警官が起こしたものらしいが、前回のシャムシェルガンジでの措置が「甘かった」という批判を受けて、今回は政府がネパール軍までも動員させて“厳しい制圧”に出たため、怖くなったのだろう。
政府が常に甘い態度にでると思うのは、とんでもない愚かな考え。今回は、休みの日にバラック内で酒を飲んだ上官も、ちゃんとした計画なしに行動に出た叛乱警官も、両者とも愚かだったということなのだろう。
プラチャンダ党首が組閣のために動き出したことは伝えたが、どうやら、「マオイスト−統一共産党」中心の政府になりそうな気配である。
第二政党として、ネパール会議派は大統領の席を主張しているが、「野党から大統領を出すなどという例はどこにもない」(バブラム・バッタライ)として、マオイスト・NC間の話し合いは全く前進していない。
NCは、中央委員の1人を除く全員が「NCは野党にとどまるべき」という意見であるが、にもかかわらず「大統領は自党に」という主張に矛盾があるというマオイスト側の言い分だ。
一方、今日、ジャラナス・カナル総書記と会ったプラチャンダは、2日以内に大統領を決め、10日以内で新政府を発足させることに合意している。
大統領に関して、どんな話し合いがされたのか明らかにされていないが、昨日の暫定憲法改正で、大統領も首相も議席の「過半数」で選ばれることになっている。
したがって、この2党が合意した人物が大統領になるわけだが、マオイストははたしてUML側が出してくる候補者に「OK」を出したのかどうか。あるいは、まだ候補者さえも決まっていないのか。いずれにしても、明日になれば明らかになるだろう。




