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2006年7月5日、北朝鮮は日本海に向けてミサイルの連続発射実験を行った。
核廃棄をめぐる米国との交渉が思い通りに進まず、むしろ偽ドル製造問題で金融制裁を発動され打撃を受けた金正日政権は、事態打開のために強硬策に打って出たのだ。
ミサイル発射の直後、北朝鮮は「準戦時態勢」を取ることを宣布。文字通り、いつでも戦争に突入できる準備を整えよと国民に訴えた。
しかし、その実際はどうだったのか?
前回のビデオでは、長年の「戦争準備」にうんざりした人々が、休日のひと時を歌と踊りとバーベキューで楽しんでいる様子を報告した。
今回は、「準戦時態勢」の一環として行われた志願兵募集の壮行パレードの様子と、「金正日将軍の先軍軍隊」が、情けないことに市場でワカメ売りのアルバイトをしている様子を報告する。
ミサイル発射で国際社会を動かしきれなかった金正日政権は、発射の約3ヶ月後には、しょぼいものではあったが核実験を強行するに至る。
その後の事態は、周知の通りだ。かつて金正日政権を「悪の枢軸」と呼んだブッシュ政権はファイティングポーズをとるのをやめてしまい、核廃棄の条件のハードルを数段低くして、ブッシュ政権の任期内の進展という、タイムスケジュールを優先させた核交渉を、平壌と共同歩調で行うに至ったのである。
結果的に北朝鮮の恫喝外交は「勝利」するのであるが、その力の源泉とされた「金正日将軍の先軍軍隊」の兵士たちは、日常的に腹を空かせており、その綱紀は市場で商売をする程度のものだというのが実態なのである。
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