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季刊誌 北朝鮮内部からの通信〜リムジンガン 第2号・夏号
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ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 2
住宅事情悪化の要因
朝鮮式社会主義制度の下では、国家の所有物である国家住宅の購入や交換を一般住民が行うことはありえない…

ico_new2.gif北朝鮮―嘱託殺人事件 上[事件・事故] リムジンガン
朝鮮で「嘱託殺人」事件が起きた!……と言っても、別に驚くにあたらない。国家権力の不正腐敗により無法地帯化してしまった社会では…

ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 1
朝鮮において、国家による住宅供給制度は、既に一九八〇年代から不正腐敗にまみれながら崩れていったといわれる…

ico_new2.gif市場の民衆たちがもつ「統一」のイメージ [民衆の暮らし]リムジンガン
党と国家の宣伝教化によって形成され、学者や教員、作家、記者らを通して植えつけられた住民たちの統一観は、かつては次のようなものだった…

ico_new2.gif北朝鮮―08年食糧危機の実態と背景を探る 5(リュウ・ギョンウォン)リムジンガン
5 一九九〇年代後半の食糧危機との違いと共通点
これまでにも少し触れたが、一九九〇年代の食糧危機は当初、労働者地区と都市で発生した…

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ネパール〜王宮事件の目撃者スクープ記事【小倉清子】

小倉清子のカトマンズジャーナル〜王宮事件の目撃者スクープ記事

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実は今日、最後の試験があり、朝の時間も惜しんで教科書を読まねばならなかったのだが、ある新聞にあまりにも面白い記事が掲載されており、思わずじっくりと読んでしまった。

記事が掲載されたのは、このところダントツでスクープが多い日刊紙「ナヤ・パトリカ」である。今日の記事も、“本当だったら”もちろん大スクープものである。

記事のタイトルは「王宮殺人事件で、最初に殺されたのはディペンドラ皇太子」というもの。当時、王室ネパール軍の軍警察として、ナラヤンヒティ王宮内に勤務していた元兵士の証言に基づく記事である。

この人物の証言によると、当夜、彼は王宮内にいて、事件直後に撃たれたビレンドラ国王とニラジャン皇太子を軍病院まで運んだそうである。

最も衝撃的な証言は、パラス元皇太子が晩餐会の最中に抜け出して、車で誰かを王宮内に連れてきたこと。発砲はその直後に起こったが、証言者は最初の銃声がディペンドラ皇太子の部屋から聞こえたと言っている。

その後、パラスが外から連れてきた人がディペンドラのお面をかぶって、他の王族に発砲をしたというのである。

この人物によると、ディペンドラ皇太子は当夜、酔って自分の部屋で休んでいた。皇太子は何者かにより部屋で撃たれたときに、すでに亡くなっており、皇太子付き武官二人が彼の遺体を部屋から運び出したのだという。

ビレンドラ国王は軍病院に運ばれたあとも息があったが、病院では何の処置もされなかったとも話している。さらに、事件のとき、軍の兵士も何人が亡くなっているが、軍はこれを隠しているとも言っている。

実は、何者かがディペンドラのお面をつけて犯行に及んだという「マスク説」は、事件直後に、当時、首相官邸内でも最有力説として話に上っていると聞いていた。

さて、問題はこの証言者の正体なのだが、同紙は実名でしかも、写真入りで記事を掲載している。この人物は、事件から1週間後に王宮に「ディペンドラ皇太子は犯人ではない。

きちんと調査をしてほしい」という嘆願書を出したあと、かかわりのない殺人事件の犯人にされ、その後、現在にいたるまでナックー刑務所に入れられているそうである。弁護士を通じて刑務所で会見して記事にしたようだが、弁護士も彼の無実を信じているのだという。

証言者が大変な危険を冒してまでわざわざ嘘をつくとも考えられず、むしろ、危険を冒して真実を話し、この際に無実を証明しようと思ったと考えるべきなのだろう。

「ナヤ・パトリカ」は以前も、バイラブナス大隊で起こった大量行方不明事件に関しても、匿名の証言者に取材して、行方不明となった48人がシバプリのジャングルで軍に殺害されたというスクープ記事を掲載した。これをもとに、現場に人権関連機関が調査に入ったが、結果はいまだに公表されていない。

さて、記事を掲載した勇気には喝采を送りたいが、これが真実かどうか、ぜひとも追加取材をしてもらいたいものだ。
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