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季刊誌 北朝鮮内部からの通信〜リムジンガン 第2号・夏号
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ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 2
住宅事情悪化の要因
朝鮮式社会主義制度の下では、国家の所有物である国家住宅の購入や交換を一般住民が行うことはありえない…

ico_new2.gif北朝鮮―嘱託殺人事件 上[事件・事故] リムジンガン
朝鮮で「嘱託殺人」事件が起きた!……と言っても、別に驚くにあたらない。国家権力の不正腐敗により無法地帯化してしまった社会では…

ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 1
朝鮮において、国家による住宅供給制度は、既に一九八〇年代から不正腐敗にまみれながら崩れていったといわれる…

ico_new2.gif市場の民衆たちがもつ「統一」のイメージ [民衆の暮らし]リムジンガン
党と国家の宣伝教化によって形成され、学者や教員、作家、記者らを通して植えつけられた住民たちの統一観は、かつては次のようなものだった…

ico_new2.gif北朝鮮―08年食糧危機の実態と背景を探る 5(リュウ・ギョンウォン)リムジンガン
5 一九九〇年代後半の食糧危機との違いと共通点
これまでにも少し触れたが、一九九〇年代の食糧危機は当初、労働者地区と都市で発生した…

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台湾〜「シンンデレラ」4(終)【柳本通彦】

〔日誌〕 柳本通彦の台湾海峡天氣晴朗なれど No64〜「シンデレラ」4

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【十年ほど前まで台湾各地に見られた「大陸領土奪還」のスローガン。現在、台湾は企業力による対岸制覇をめざす】

陳水扁一家は政治の表舞台から去った。しかし、われらのシンデレラはあいも変わらずカメラに追いかけられている。

ご亭主が外国に会社をつくっていた! マネーロンダリングの抜け道だったのではないか? 車椅子の母親が骨折! 整形外科医の婿殿が診察にくるの? 父親の陳水扁が初めて被告として出廷したところ、市民に腰を蹴られた…など「事件」がおきるたびに、彼女にはマイクの束が向けられる。

ただそれは彼女の声に耳を傾けようというのではない。その過激な反応を楽しんでいるにすぎない。

被告の身のご亭主とは、台北と台南に別居を余儀なくされている。しかし決して、離婚の「り」の字も口に上らせない。それでは一家の犯罪を自分で認めたことになる。彼女の意地である。

シンデレラは「台湾」を相手に独りでがんばっているのだ。

2000年、総統選挙で、有権者は「台湾独立」を求めて民進党=陳水扁に一票を投じたわけではない――。それは了解していても、陳水扁のような人は一定の覚悟を持って総統の座についたのではないか、といった期待はあった。

一つの国を独立させるということはたいへんなことである。まして相手は世界最大の帝国「中国」。尋常な覚悟でできることではない。

しかし、八年を経て、みんなが被告席に座ってしまったこの総統一家の行状をみていると、総統本人も含めて、この家族にそうした覚悟があったとはとてもみえない。

往時、我々はとんでもない幻想を持ってしまっていたのかもしれない。

陳水扁のご長女は、忍従の少女期を過ごしてきたと書いた。それが彼女の政治嫌いの原因ともなっていよう。

2000年前後のしばしの平穏で幸福な時代を経て、いま彼女はいままたいっそう忍苦の日々に追い込まれている。しかし、身勝手な世間や軽薄なメディアに果敢に挑戦する彼女からは台湾人のしなやかな強さも見えてくる。がんばれ!という声もかけたくなるのである。 (おわり)

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