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季刊誌 北朝鮮内部からの通信〜リムジンガン 第2号・夏号
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ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 2
住宅事情悪化の要因
朝鮮式社会主義制度の下では、国家の所有物である国家住宅の購入や交換を一般住民が行うことはありえない…

ico_new2.gif北朝鮮―嘱託殺人事件 上[事件・事故] リムジンガン
朝鮮で「嘱託殺人」事件が起きた!……と言っても、別に驚くにあたらない。国家権力の不正腐敗により無法地帯化してしまった社会では…

ico_new2.gif北朝鮮不動産取引の怪 リムジンガン
〈解説〉住宅闇市場と横行する不正腐敗 1
朝鮮において、国家による住宅供給制度は、既に一九八〇年代から不正腐敗にまみれながら崩れていったといわれる…

ico_new2.gif市場の民衆たちがもつ「統一」のイメージ [民衆の暮らし]リムジンガン
党と国家の宣伝教化によって形成され、学者や教員、作家、記者らを通して植えつけられた住民たちの統一観は、かつては次のようなものだった…

ico_new2.gif北朝鮮―08年食糧危機の実態と背景を探る 5(リュウ・ギョンウォン)リムジンガン
5 一九九〇年代後半の食糧危機との違いと共通点
これまでにも少し触れたが、一九九〇年代の食糧危機は当初、労働者地区と都市で発生した…

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岩崎有一のひと握りのアフリカ〜インターネットカフェ(トーゴ)

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私が初めてアフリカの地を踏んだのは95年のこと。まだ大学生であった。想像もつかぬ風景を想像しながら待つ母に向けて、私は月に一度、FAXを送っていた。国際電話はあまりに高価すぎたし、郵便事情があまり信用できなかったからだ。びっしりと書き込んだA4ノートの1ページを、母の顔を想いながら送信していた。

01年に再びこの地を踏んだ。半砂漠の景色が続く西サハラで、少年から「コンピュータの住所を教えて」と言われた。メール、である。

もちろん一家に一台というわけにはいかないが、ガソリンスタンドがあるぐらいの規模の町にはたいてい、インターネットカフェを見つけることができる。笑いながらメールを読んでいたり、ディスプレイにぐっと顔をよせてニュースサイトを見ているような光景は、アフリカ諸国においても、今や珍しいものではなくなっていた。

一般的に回線速度は遅く、ディスプレイを前に数分じっと待たなければならない。回線が不通のため臨時休業となることもしばしば。ま、いらいらしたところでしょうがない。別の店に行ったところで状況は同じ。外に出てバナナでも食べながら、復旧を待つ。

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写真は、トーゴの首都ロメにあるインターネットカフェの女性店主。ここでも回線が不通となることが多かった。「午後には直っていると思うから、また後で来て」との言葉を信じて再訪すると、確かに復旧している。

彼女が回線を直すわけでもなく、午後の復旧に根拠は無さそうなのだが、彼女の復旧見込みは常にかなり正確だった。「勘所」もインターネットカフェ経営の大事な要素なのかもしれない。

急を要する原稿を送りたくも回線が不通だったときには、紙に書き直した原稿をその場で彼女が自宅に持ち帰り、FAXで送信してくれたこともあった。アフリカでの、困った人を放っておかない精神には、いつも痛み入る。

なにか不具合があるたびにパソコン本体をばらしたり、ソフトウェアは無料と思っていたりとまだまだ不安な部分が多いが、遠い彼の地を結ぶ線が増えたことは、とっても望ましい。
ちなみに母はメールができないため、現地から実家へのやりとりは今もFAXだ。


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