小倉清子のカトマンズジャーナル〜野党か、与党か・・・
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コイララ首相率いる35人の代表団が今日午後、SAARCサミットに出席するためにコロンボに向けて出発した。
コイララ首相の一人娘で先の選挙で大敗した“首相付き閣僚”のスジャータももちろん代表団に入っている。マオイストと統一共産党の閣僚はコイララ首相に辞表を提出したが、コイララはこれをいまだに受理していない。
したがって、外務大臣は正式には統一共産党のサハナ・プラダンということになるが、ネパール会議派は勝手にラムサラン・マハト財務大臣を外務大臣代理として参加させることを決めた。
コイララ首相はサミットでインドのマンモハン・シン首相と会見することを望んでいると伝えられているが、インドの首相からどんな待遇を受けるのかは新政府の将来にも関係している。
マオイストは新政府を率いるか否かについて最終的な決定を下すために、今日から中央委員会議を開催している。
大統領選挙のときに指導部が侵した過ちについては、党内部ですでに批判の声が上がっているようだ。今日のKantipur紙によると、ロルパのマオイストが党指導部に「党の目的からはずれるようであれば、政府に加わるべきではない。
政府を率いるかどうか、よく考えるよう」促す発言をしたという記事が掲載されている。昨日の議会でのCPガジュレルの発言といい、指導層に意見の相違があることは明らかだ。しかも、大統領選挙に絡んで、和平プロセスに入ってからずっと続いていたプラチャンダ・バブラムの二人体制が崩れたような気配がある。
マオイスト軍の併合問題は今後、和平プロセスの最大問題として浮き上がってくることは間違いないが、ネパール軍の最高指揮官である大統領職をネパール会議派にとられたあと、マオイストは首相・国防大臣の席をとらないと、大変な困難に直面することになるだろう。
野党にとどまった場合、ネパール軍との併合はまずなし、ということになる覚悟でいないといけない。したがって、彼らは何が何でも政府を率いる必要があるのだが、中央委員会はどんな決定を下すだろうか、注目したい。





