小倉清子のカトマンズジャーナル〜合意の政府樹立に失敗
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主要4政党は“合意の政府”樹立に失敗した。今朝の各種メディアの報道によると、国防大臣をどの政党がとるかをめぐって、マオイストとネパール会議派が相互に譲らなかったことが直接の原因といわれている。
コイララ政権では、主要3閣僚(国防は首相が兼任・内務・財務)をすべてNCが占拠したことから、マオイストも同様の権利を主張したが、NCが国防を、UMLは内務をマデシ・フォーラムはもう一つの重要閣僚である外務を要求したと伝えられている。
マオイストはUMLとの2党間話し合いで、内務をUMLに譲ることにすでに合意している。しかし、財務と国防は他党に譲らずとする姿勢を最後まで変えなかった。彼らにとって、人民解放軍の維持管理のためには国の予算をすぐにも放出する必要がある。
さらに近い将来最大の問題となるであろう、マオイスト軍と国軍の併合問題のためにも、国防は譲れない。この2つのポートフォリオを他党に譲るくらいなら、野党にとどまるというのがマオイスト側の考えである。
昨夜8時までに合意に至ることができなかったため、ヤダヴ大統領は明日、制憲議会に対して、首相を選出して新政府を樹立するよう正式に求めることになる。
4政党の話し合いは今日も継続することになっているが、NCあるいはマオイストが野党となることは間違いないだろう。今日からは“過半数の政府”樹立の動きとなる。
16の小政党は昨日、マオイスト支持を打ち出しているが、最終的には統一共産党がどちらにつくかで決まるだろう。





