小倉清子のカトマンズジャーナル〜また最後で、UMLと対立
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今日午後、マオイストの女性制憲議会議員にインタビューをするために、シンガダルバール内にあるマオイスト議員室に行ったところ、組閣の最終的な話し合いのために、与党3政党の会合が開かれているところだった。
女性議員の会議が終わるのを待っていると、前の部屋から統一共産党のジャラナス・カナル総書記やバムデブ・ガウタムらが出てきた。UMLの幹部だけ、どうして早めに出てきたのかと不思議に思っていたところ、案の定、またしても、マオイストとUMLのあいだで意見が対立したのだという。
対立の原因は、内閣のなかで首相に次ぐ二番目の閣僚を誰にするかということ。マオイストがバブラム・バッタライ財務大臣を二番目にしようとしたところ、UMLは内務大臣が確定していたバムデブ・ガウタムをと主張し、結局、対立したままUMLは席を立って出て行ったわけだ。
UMLの閣僚は今日夕方の宣誓式にも出席せず、「マオイストが折れなかれば、入閣しない」などと言っている。プラチャンダは明日から訪中することになっており、結局、月曜日に帰国してから決着をつけることになった。
それにしても、何とも醜いパワーの争いなのだろうと呆れる。最後の最後になって、こんなことで対立するとは。初めて大臣になるバブラムよりも、副首相と内務大臣経験者であるガウタムのほうが「シニア」であるというUML側の主張にも言い分はある。
シニアリティの問題は、せいぜい、首相が国を留守にしたときに、二番目の閣僚が首相代理となるというくらいのこと。マオイストも、こんなことにこだわって3党間の関係に傷をつけるべきではない。これ以上のパワーに関した争いは、国民の不信を買うだけである。
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