小倉清子のカトマンズジャーナル〜洪水被害者とマオイスト閣僚
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昨日は、友人一家を自宅に昼食に呼んでいたため、何とか起きだして彼らを迎えた。
友人たちが帰ったあとは、完全にダウン。高熱が出たために、薬をのんでベッドでひたすら休んだ。それでも、夜寝る前に飲んだどんぶり一杯の味噌汁が効いたのか、今日は少し楽になって、パソコンの前に座っている。
昨夜は、久しぶりにある友人から電話がかかってきた。頻繁に連絡がある友人ではないのだが、なぜか、私の具合が悪いときに、よく電話がかかってくる。
昨夜も、「何となく、あなたに電話をしたくなったのよ」と言っていたが、風邪を引いて寝込んでいると話したら、「やっぱり、そうだったの」と言っていた。心配してくれる友人が一人いるだけでも心強いものだ。
さて、ダハル首相は昨日、中国で胡大統領らと会見した。ネパールのメディア(Kantipur FM)は、「90カ国近い国から招待された各国首相のなかで、日本の首相とダハル首相だけが胡大統領との会見を許された」とさかんに伝えていたが、本当だろうか。
東ネパールのサプタコシ川の洪水は、水系(川の流れ)が変わるほどの大きな規模で、5万人を超える人たちが今も避難生活を送っている。
家だけでなく耕作地も水没し、穀物だけで3億ルピー近い被害だそうだ。これだけの規模の災害であるにもかかわらず、政府は迅速な対応をしていうようには見えない。マオイストの閣僚たちも、被害者のことを真剣に考えているようには見えない。
中国へ行ってしまったプラチャンダに最大の責任があるが、留守を預かったバブラム・バッタライ財務大臣・首相代理や、ラム・バハドゥル・タパ国防大臣、デブ・グルン法務大臣の3閣僚は、何万人もの被害者が食べる物もなく、飲み水もなく避難生活を送っていることも無視して、土曜日、ガイジャットラのプログラムを見に行ったそうだ(週刊紙「サング」)。
喜劇役者たちの演技に、3人ともお腹を抱えて笑っていたそうである。これについては、すでに党内で非難の声が出ていると記事にはあるが、どうも、ネジがゆるんだというか、何とも無神経なマオイスト閣僚の様子にはあきれ返る。こんな程度では、「彼らも結局は、他の政治家と同じ」といわれるようになる日も近いだろう。
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