小倉清子のカトマンズジャーナル〜NCもUMLも、党内で対立
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国防大臣のバーダルは今日、ガッチャダール建設大臣とともに、コシ川の被害地を視察にいったそうだ。決壊した堤防の修理工事も、今日になって、ようやく始まったようである。
ダハル首相がいれば、もう少し迅速な対応ができただろうか。今となっては、何とも言いがたい。とにかく、今回の洪水被害に関しては、死者・行方不明者が何名いるかも明らかにされていない。
今日も継続して雨が降り、水は一向に引く気配がないそうだ。川の流れが変わり、住む家をなくした人も大勢いる。政府は早く対応をしてほしい。
党内で対立があるのは、どこも同じ。統一共産党内からは、今になって「入閣すべきでない」などと主張するリーダーが出てきている。
愚かな発言をしているのは、先日、教育大臣を辞めたにもかかわらず、“大臣扱い”でネパールの代表団を率いて北京へ行き、党内外から大きな批判の声があがったプラディプ・ネパールである。自身の行為は棚にあげて、今更何をいいだすのかと思う。
ネパール会議派は、今後の党方針を決めるために、昨日から中央作業委員会の会合が始まった。ナラハリ・アチャルヤやプラディプ・ギリなど、党内の“革新派”からは、制憲議会選挙で大敗の原因となった党指導部を一掃すべく、党総会を開催すべきだという意見が出ているが、こちらも古い“保守派政治家”がこれに抵抗する姿勢を示している。
UMLもNCも、これを機会に幹部内の腐った指導者を追い出さないかぎり、マオイストに対抗する可能性はますます低くなるだろう。
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