小倉清子のカトマンズジャーナル〜世俗国家のダサイン祭
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静かなビジャヤ・ダサミの日だった。午前中、毎年ティカを受けにいく家に行き、食事もそこでいただいてきた。いろいろな意味で幸福な家庭で、その家庭の年長の方の手からティカを受けるだけで、何となく守られているような気になる。
“世俗国家”になったものの、年長者からティカを受けるヒンドゥー教の慣わしはまだまだ国民に広く根付いているようだ。国家元首が一般国民にティカを授けるべきかどうかについては、結局ちゃんと議論をされることもなく、“継続”となった。
Kantipur紙などは、この習慣が国王と臣民の主従の関係を示す“封建制度の名残”として、今年からはきっぱりと止めるべきだと主張していたが、ネパール会議派の大統領は国王の習慣を引き継いで、公邸を訪れた一般人(外国人観光客も)にティカを授けた。ギャネンドラ元国王夫妻のところにも大勢の国民がティカを受けに訪れたそうだ。テレビでその様子が放送されていたが、「かなり長い行列だった」と伝えられている。
マオイストの一部閣僚や統一共産党のリーダーらも、家族にティカをしてビジャヤ・ダサミを祝ったそうだ。「どの政党の誰々が、誰からティカを受けた」ということがニュースになること事態、平和になったということなのだろうか。






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