リムジンガン書籍版
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季刊誌 北朝鮮内部からの通信
リムジンガン 第3号
リムジンガンのご案内

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(36)  死地で過ごした十日間[その10]
あー かゆい ゴキブリ、南京虫 「シラミがいるな」まわりが汚いので、家の中はいつもゴキブリと南京虫がうじゃうじゃいます。 ―ミング(キルスの従兄弟)

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(35)  死地で過ごした十日間[その9]
家のないコチェビ 「アイグー、死ぬところだった」 屋根の上まで人でいっぱいです。客車の中は超満員です。屋根の上で高圧線に頭が触れて感電死するのは、よくある光景でした。 ―ハンギル(キルスの兄)

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(34)  死地で過ごした十日間[その8]
>家のないコチェビ 「ああ、かわいそう」  指導員同務が駅の待合室で物乞いをするコチェビを取り締まっています。 ―ハンギル(キルスの兄)

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(33)  死地で過ごした十日間[その7]
穏城(オンソン)労働教養集結所 咸鏡北道穏城労働集結所に捕まって行きました。食べるものはトウモロコシの実の皮、しぼりかす、菜っ葉そしてとぎ水…。これがぼくの一食でした。 ―デハン(キルスの叔父)

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(32)  死地で過ごした十日間[その6]
こんな世の中で生きるのなら、死んだほうがマシだ 国境を越えて中国に渡り北朝鮮に戻って来た後、安全員にムチで打たれて自白書を書かされました。 ―キルス

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(31)  死地で過ごした十日間[その5]
こんな世の中で生きるのなら、死んだほうがマシだ 今この瞬間も、北朝鮮では公開銃殺が止むことはありません。強盗、殺人、犯罪の大部分は単純に食べ物を手に入れるために発生します。コメひとすくい、ジャガイモ数個のために人を殺めてしまうことはしょっちゅうです。 ―ハンギル(キルスの兄)

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(30)  死地で過ごした十日間[その4]
列車脱出 北朝鮮に残してきた家族を救い出すため、中国から豆満江を越えようとして北朝鮮の国境警備隊に見つかりました。その後汽車に乗せられて逃亡者収容所に移動中、手薄な警備のすきをつき護送列車から脱出しました。 ―デハン(キルスの叔父)

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(29)  死地で過ごした十日間[その3]
「おい、お前中国に行って南朝鮮の安企部と内通しただろう」 「いいえ、一度も中国へなんて行ったことありません」 豆満江を渡って来て北朝鮮の安全員に見つかり、手錠をかけられ殴りつけられる。 ―キルス

【会員記事】涙で描いた祖国〜北朝鮮難民少年チャン・キルスの手記(28)  死地で過ごした十日間[その2]
お腹が空いて豆満江を越えたことが、何の罪なのでしょう
北朝鮮に残してきた家族を救い出そうと、中国から豆満江を越えようとして北朝鮮の国境警備兵につかまったぼくの姿。 ―キルス

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ネパール〜ブトワルのUML総会に注目【小倉清子】

小倉清子のカトマンズジャーナル〜ブトワルのUML総会に注目

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昨年、ネパールの友人からもらった桜の小さな木のつぼみが膨らみはじめた。この異様に気温が高い気候は、日本でも同様のようだが、植物が一番敏感に反応している。

雪が解けて川の水量が増え、電気の供給が増えて計画停電の時間が減ると、電力公社はこの高気温を歓迎しているようだが、農業やヒマラヤの氷河決壊の問題を考えると、決して良い傾向とはいえないだろう。今冬の少雨のせいで、すでに作物はかなりの被害を受けていることは、先日ロルパに行ったときに目のあたりにした。

明日からブトワルで統一共産党(UML)の第8回党総会が始まる。今回の総会では、1800人を超える代表が集まり、今後の党方針と党首.総書記、中央委員などのリーダーが選ばれることになる。すでにカトマンズから大勢の報道陣が現地入りをし、UMLのリーダーだけでなく、他党のリーダーもブトワルに到着していると伝えられている。

今回の党総会が注目されているのは、党トップに誰が選ばれるかにより、今後の政権運営や和平プロセスに大きく影響が出ると見られているため。マダヴ・クマール・ネパール前総書記、ジャラナス・カナル現総書記、そして、強力な反マオイスト路線をとっているK.P.オリの三つ巴戦となるが、あるいはぎりぎりで合意が成立し、“全員一致”という形でトップが決まる可能性もある。

党首の席は、マン・モハン・アディカリ元首相が亡くなったあと空席だったが、今回の総会では、パワー・アップした党首の席に、すでにMKネパールが立候補の意図を表明している。

ネパールは3人のトップのなかでも、党員のあいだではまだ高い人気を持つリーダーだ。決断力はないが、人の良さから党内ではあまり敵がいない。カナルはいろいろな意味でバランスのとれた政治家だが、党内の支持層は今ひとつ。幅広い派閥をもつにはいたっていない。数は少ないが、最も強い派閥をもつのはオリ。UML内“保守派”として、マオイストに対して最も強い批判を続けてきた。

カナルが勝てば、マオイストとUMLの関係は継続。オリが勝てば、UMLはネパール会議派寄りになる。オリはすでに、GPコイララの娘スジャータと接近しているという噂もある。日和見的なネパールは、大統領の席をめぐってプラチャンダに裏切られてから、オリに近い反マオイストの姿勢をとることが多くなった。さて、どんな結果がでるのだろうか。

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