ビルマ最北の村へ―知られざる人びとの暮らし(7)大場玲次

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ビルマ最北の家(下)


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タフンダン村に住むチベット人の家族が麦畑の手入れに余念がない。

カチン州内の「少数派民族」を調べていくと、「カチン」とはビルマ語による他称で、自称ではそのカチンは、さらに細かく分かれている。その最大多数はジンポー族で、その他カヨー・ダラウン・ゴーリー・カク・ドゥイン・マル・ラワン・ラシ・アズィ・リスなどの10を超える「少数派の少数民族」がいる。もっとも、北ビルマでは一般的に、「カチン」といえば、ジンポー民族を指すことが多い。

ちなみに、「少数民族」というと外国メディアは、なんら考えることなく自動的に、「少数民族」は反ビルマ軍政という立場を取ると即断しがちである。だが、実際はそうではない。

たとえば、プータオ以北のビルマで、中国国境までの間に分布する優勢な民族はジンポー民族ではなくラワン民族である。

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