党内がまとまらない3政党(2010年7月17日)
今日はビクラム暦のサウン月1日。日本は各地で梅雨明けとなったようだが、ネパールではこれから本格的なモンスーンとなる(はずである)。今日は毎年恒例のアターラ・マガラートの集まりがある。出かける前に主要3政党の動きを少しだけ伝えたい。
マオイストは、プラチャンダが首相として率いる合意の政府樹立が「不可能となった」と結論づけたが、「では、どうするか」に関して幹部の意見が分裂している。プラチャンダは相変わらず、自分以外のリーダーが首相となることを受け入れる用意はなく、統一共産党のカナル党首を新首相選挙で支持すべきと主張。バブラム・バッタライ派とキラン派は別の候補者を立ててでも、自党が次期政権を率いるべきという意見だが、バッタライは自身をと考えているのに対して、キラン派はプラチャンダでもバッタライでもない第3者、つまり、バーダルかクリシュナ・バハドゥル・マハラを立てるべきと主張しているという。
ネパール会議派は自党から候補者を出すことを決めたものの、誰にするかまだ決定していない。統一共産党はカナル党首が自身への支持を求めて、マオイストを含めた他党にロビー活動を続けているが、KPオリは「カナルが新首相になることはない」と話している。先週金曜日の会合でカナルと激しい口論をしたネパール首相は今日、カナル党首と極秘の会合を開き、カナルへの支持を約したという。
一方、マデシ政党は新首相選挙を含めた今後の動きのなかで、共通した行動をとることを決めた。タライ・マデシ民主党のマハンタ・タクールを首相選挙の共通候補者として立てるという噂もある。マオイストがカナル支持を決めた場合、カナルが新首相となる可能性が高いが、マオイストも統一共産党も党内が一枚岩ではない。カナルとプラチャンダが党内の反主流を説得できるかにかかっている。マオイストは今日開かれている政治局会議で方針を決める予定である。
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マガールの踊り(2010年7月18日)
今日は政治の話ではなく、ロルパのマガールの人たちの踊りについて書きたい。ここに2枚の写真を載せた。上の写真は、6月にロルパ郡タバン村でブーミャ祭のときに撮ったノコバンゲ・ナーツ。下は昨日のアターラ・マガラート・アカデミーの主宰で開かれたプログラムで披露されたシンガル・ナーツ。両者とも、滑稽な衣装と仕草で、観客を笑わせるダンサーたちである。
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ロルパのマガールの人たちは、ビクラム暦のマーガ月からアサール月までの半年のあいだ、マーダルなどの楽器を鳴らさない。この期間が終わったサウン月1日、つまり昨日、楽器にプージャをして、再び演奏を始める。これからプス月の終わり(1月半ば)までの半年間は、楽器を鳴らしてさまざまな踊りを楽しむ季節である。
昨日は、パイサリ・ナーツ、サランゲ・ナーツ、シンガル・ナーツの3種のダンスが披露された。同じマガールの村でも、どの踊りを踊るかは異なる。たとえば、タバン村ではこれら3つのダンスは踊らない。一方、ノコバンゲ・ナーツを踊るのは、北東ロルパの村だけである。
シンガル・ナーツを除くと、どの踊りも、アグワと呼ばれる、ダンスの経験者が一番前で踊り、後の人はアグワの振りを真似て踊る。ノコバンゲ・ナーツとパイサリ・ナーツを見ていると、上手い踊り手は、胴体をほとんど動かさずに、足でリズムをとりながら腕と手のひらを優雅に動かして踊る。若い踊り手ほど、身体全体を大きく動かす。年季の入ったアグワほど仕草が優雅である。私もこんなふうに踊りたいなと思う。









