【私、北朝鮮から来ました ~日本に生きる脱北女子大生~ リ・ハナ】 第7回 我が家の「独裁者」、祖母の原始的生活(3)

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第7回 我が家の「独裁者」、祖母の原始的生活(3)

私をはじめ、家族みんなが嫌がる祖母の手伝いを、何の文句もなく、黙々と手伝ったのが私の弟でした。

とても働き者で、責任感が強く、言い訳するのが嫌いな弟は、祖母から言われることだけでなく、祖母の気持ちの一つ、二つ先を読んで、祖母を手伝いました。

そんな弟を、祖母は孫たちの中で一番可愛がっていました。祖母は、一番頼りにしていた次男(私の父)の長男でもある弟を可愛がるあまり、「私が死んだらこの家はカン(弟の名前)のモノ」といつも言っていました。

祖母は、私の弟に父の職業(医者)を継いでほしいと願ったのですが、その願望は叶わず、弟は、運動を始めました。後に弟は、レスリングで全国大会にも出場しメダルを取る運動選手になりました。

私の祖母は、我が家の絶対的権力者でした。みんなからポムハルモニ(虎おばあさん)と呼ばれた祖母は・・・

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[リ・ハナ] 私、北朝鮮から来ました

[リ・ハナ] 私、北朝鮮から来ました
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リ・ハナ (리하나)
在日朝鮮人帰国者の娘として、北朝鮮で暮らしたリ・ハナの青春の日々。一転、政治的な問題が発生して中国に逃れた後の、自殺も覚悟した苦難の毎日。2005年に日本入りを果たしたリ・ハナは、戸惑い、悩み、焦りながら 自立と定着のために格闘する。苦学の末、大学を受験、日本で初めて脱北者として大学生に。
北朝鮮人から見た「祖国」の姿、そこに生きる人びへの懐かしさと愛情を自身の言葉でつづる。

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